最近ある銘柄に関して、
投資アカデミーの生徒から質問が来ました。
“その銘柄が上げずにずるずる下げるのは、
内部関係者が業績がよくないのを知り、
実はインサイダー取引で空売りを少しずつしかけているのではないでしょうか?“
のような内容です。
簡単に答えますと、
「関係ないし、気にしないでください」です。
私も全く気にしていませんし、うらやましいとも思っていません。
例え本当にインサイダー取引があり、
そこに関わった人たちが不当に利益を得ようが、
それは我々とは関係ないことです。
そんなことまで気にし出すと投資はできなくなります。
そんなことは先進国の日本では起こりませんよ、といいたいところですが、
インサイダー取引はどこかで毎日起きていますし、
毎日のように処分が下されます。
個人投資家に必要なことは
そんな乗るためにろくなことも欠かれてない掲示板を彷徨うより
自分の基準に合ったら買っていく、
自分の基準に合ったところにくるとロスカットするか、利益確定をする、
決算が荒れそうだったらやらなければいいだけの話です。
インサイダー取引でうん十万の利益を上げた人たちは
気が楽なのか?
来年も再来年も同じことを繰り返していくのが出来るのか?
などを考えると、どちらの投資が正しくて気が楽なのかは明確なはずです。
自分の地から足を離さないでください。
正しい基準さえ身につけば
後ろめたさなど一切感じる必要なく
利益を上げることは出来ます。
後ろめたさの不要な基準の手渡し、
それが投資アカデミーのあるべき姿であり、存在意義なのです。
どっちを選ぶべきでしょうか。
うん十万円でいつ捕まるかハラハラしながら生きるのと、
じっくり、正々堂々と数百万も数千万も利益を上げる道と。