2014年4月15日の東京株式市場は久しぶり(だった3日ですが)に反発しました。
終値は前日比+86.65高の13,996.81でした。
100ドル以上反発した米株式市場の株高や
円安に振れる流れを受けて買い先行で始まりました。
また年初来安値を更新し続ける下落を続ける流れから
反発が入ってもおかしくない状況でもありました。
相場が動いている間は180円以上上げる場面もありましたが、
引けにかけて上昇幅を縮小しました。
相場の途中で上げた背景には昼ごろあった
安倍晋三首相と日銀の黒田東彦総裁の会談に対する期待でした。
早期の追加金融緩和につながるかも知れないとの臆測が広がり、
後場寄り直後に株価指数先物への断続的な買いで高値をつけましたが、
上値を更新するには材料不足でした。
本格的な上昇への反転ではなく自立反発のような感じが大きいといえます。
一旦下げ止まった形にはなりましたが、これで喜んで買いに回るような状況ではありません。
しっかりトレンドが転換するのを確認してから相場に挑むようにしましょう。
今後のポイントは、
一旦下げ止まった株価が戻りになるか、
戻るとしたら三角持ち合いと一目がの先行スパン1が重なる14600円までの
戻りを試すか、その後再び下落に転じるかです。
ますます楽しい日本の株式市場、目が離せません。