2014年4月23日の東京株式市場は反発しました。
終値は前日比157円50銭(1.09%)高の1万4546円27銭でした。
前日の米国株式市場・欧州市場が総じて上げたことの流れを
引継ぎ、上昇で始まりました。
市場が注目していた中国の4月の
HSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は
ほぼ市場予想通りで、相場への影響力として乏しく10時以降は
上昇幅を縮小する動きも見られました。
大引けにかけて上昇幅を戻し、157円高で終わりましたが、
明確な上昇材料には欠ける中、
東証1部の売買代金も速報ベースで1兆5436億円と
薄商いが続き、市場は様子見ムードが強いことを伺わせています。
テクニカル的には25日線のサポートが崩れた後、
25日線で辛うじて頑張っている様子で、
一目上でも基準線のところに戻ってきています。
キャンドルの形は昨日の大きさに包まれる形で、
典型的な迷う形になっています。
上昇にはやはりまた材料が足りない状況です。
■各市場の動き
日経225: 14,546.27 +157.50 23日
NYダウ(ドル) :16,514.37 +65.12 22日
ドル/円: 102.55 – .58 +0.06円安 23日 15:00