2014年4月18日の東京株式市場は反発しました。
終値は前日比98円74銭(0.7%)高の1万4516円27銭で、
8営業日ぶりに1万4500円台にのせてきました。
米株式市場が4日続伸、円相場が一時1ドル=102円台半ばまで
円安に振れると同時にシカゴ市場の日経平均先物115円上回るなど、
上げ要因はたっぷりありました。
しかし、聖金曜日の祝日で休場となる証券取引所が多く、
材料難で参加者の少ない中で積極的に買い進めるのには力が足りませんでした。
今週を振り返ると一週間で556円上げ、
ほぼ5カ月ぶりの上げ幅でした。
一見調子よさそうに見えますが、東証1部の売買代金は1兆1502億円で
1年4ヶ月ぶりの低さになるなど、明確な上昇材料がない中での上昇で
モメンタムにはかけている印象が強く残ります。
テクニカル的には上髭の長い陽線が一目の基準線を少し越え、
4月9日に作られらマド埋めにかかっています。
前回マドをあけて暴落した時点をタッチして降りてきて終わった
形になっています。
日経の動き通りに、上髭の長い動きをした銘柄が非常に多く、
朝方は買いが先行し、午後にかけて早めの利益確定または戻り売りが
出てきたことを示しています。
来週の注目ポイントとは今週ずっと書いてきたとおり、
戻り売りの動きを織り交ぜながら、シナリオで書いている
14600-14800までの戻りを試すかですね。
またそろそろ年度末決算の発表が本格化してくるときです。
欧米市場の休場により手掛かり材料なんで来週の開始は
分かりにくい展開になりそうですね。
■各市場の動き
日経225: 14,516.27 +98.74 18日
NYダウ(ドル) 16,408.54 -16.31 17日
ドル/円: 102.41 – .46 +0.01円安 19日 5:49