2014年5月19日の
東京株式市場は4日に渡って続落しました。
終値は前週末比90円15銭(0.64%)安の1万4006円44銭でした。
前週末の米国株式相場が上昇(DOWは+44ドルの16,491ドル、
NASDAQ総合指数は+21.30ポイントの4,090.59ポイント)したことを受けて、
朝方は買いが先行した後、上値が重くなると予想されていましたが、
その通りの動きになりました。
朝方は買いが先行して先週末終値より34円高くスタートしましたが、
積極的に買いを誘う材料に乏しく、
下落に転じた後は、−90円の14,006円で本日の取引を終了しました。
14時過ぎには100円以上安い1万3991円まで下落する場面もありましあが、
引けにかけて下落幅を少し縮小しながら引けました。
材料が乏しいなか買代金も1兆5000億円台で、
4月23日以来の低水準になりました。
東証1部の値上がり銘柄数は437、値下がり銘柄数は1266、変わらずは107です。
テクニカル的には心理的な節目になっている14000円台に近づき、
ここを割り込むと大幅な下落を呼び込む形になっている形を継続しました。
三角持ち合いの下抜きに4回目挑戦しており、
こちらを抜け出すと今まで4回に渡って支えになっていた14000円の壁が
抵抗に逆転してしまう可能性があります。
一目も三役逆転が継続進行中で、上昇になるサインはみえない状況です。
上昇のトレンドを期待して買うよりは、
次のトレンドを待つつなぎのトレードか、空売りで利益になっているものを
伸ばしていくトレードが求められる時期ですね。
■各市場の動き
日経:14,006.44 -90.15 19日
NYダウ(ドル) :16,491.31 +44.50 16日 16:29
ドル/円:101.32 – .34 -0.25円高 19日 17:26
日経のチャート分析を下記にのせたので
参考にしてください。