2014年5月21日の東京株式市場は5日ぶりの反発から反落しました。
終値は前日比33円08銭(0.24%)安の1万4042円17銭でした。
前日の米国株式相場が3営業日ぶりに反落し、
為替相場の動きも101円代の前半で、円高傾向が変わってないことを
背景に売りが膨らみました。
相場が動く中では前日比で100円超まで売られて
1万4000円を割り込む場面も出ました。
心理的節目の1万4000円を割り込むと、
下値では値ごろ感からの押し目買いが入って
引けにかけて下げ渋りました。
東証1部の売買代金は概算で1兆5680億円と、
昨日の1兆5610億円をわずかに70億円を上回りましたが、
やはり薄商いの続きで2兆円の水準を5月8日以来
10日連続で下回りました。
テクニカル的には、下げ幅を縮小したものの
キャンドルの形は下落の形(高値・安値の切り下げ:前日比)で、
ボリンジャーバンドの-2σに接近し、売られすぎのサインを出そうとしています。
昨日まで、“ここからは14000円台を大きく割りこんでくるか、
前回のように支えになって反発を見せるかが注目されます。
反発してくると14300円―14500円レンジが意識されます。“と書いていますが、
そこから見方の大きな変更はありません。
週次チャート上でも三角持ち合いを抜く準備、
一目も遅行線が前回の安値まで近づいてくるので、
こちらを抜けてくると、さらに強力な三役逆転が出現します。
少し戻り、再び下落、6月中旬から月末にかけて少し戻すトレンドの発生と
見込むことができますね。
■各市場の動き
日経:14,042.17 -33.08 21日
NYダウ(ドル) 16,374.31 -137.55 20日
ドル/円:101.17 – .20 -0.21円高 21日 15:19
00