2014年5月28日の東京株式市場は5日続伸して
2014年入って始めての5日連続上昇を記録しました。
終値は前日比34円43銭(0.24%)高の1万4670円95銭でした。
前日の米国株市場の上昇を背景に
朝方から買いが広がり上昇しました。
メモリアルデー(戦没者追悼記念日)の休場明けに当たる
昨日の米国株式市場高を好感した買いが先行しましたが、
上昇幅はわずかなところで推移しました。
4日連続あげてきたので、利益確定の売りも出やすい環境にあったため、
下げに転じる場面もありました。
しかし、出遅れていたと認識された中・小型株に買いが入ることで
支えられ小幅上昇で引けました。
14700円に近づいてきたことで、ここからさらに上に上げていくには
15000円台まで広がっている戻り待ちの売りをくぐっていく必要があります。
ファンダメンタル的には具体的な成長戦略を待っている外国人投資家が
しっかり入ってきて、戻り売りを打ち消すほどの商いをみせる必要がありますね。
東証1部の売買代金は概算で1兆7898億円で相変わらずの薄商い、
売買高は19億8317万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は993、値下がり銘柄数は661、
変わらずは154でした。
テクニカル的には実体が離れている空を再び演出、
しっかり200日線の上に到達しました。
三角持ち合いはこれで抜けたことになりますが、
タマシの特徴として、5日ほどでも中に戻ることがあることで、
まだ油断は禁物ですね。
また短期的には利益確定の売りも出ているので、
これから特別な材料がない限りはむやみに入っていくのは危ないでしょう。
週足では大きな空をあけて三角持ち合いを離れた状態です。
25日線、75日線揃って上向いているので、
短期的上昇のサインが点灯しています。
買いで利益になっている分はしっかりキープしながら、
市場の雰囲気では利益確定が出始めていることを念頭に入れて対応しましょう。