2014年6月06日の東京株式市場は様子見ムードを強めて小幅反落しました。
終値は前日比2円13銭(0.01%)安の1万5077円24銭でした。
米株式市場でNYダウ30種平均が再び史上最高値を更新するなどの
好材料を反映して買いが先行する動きで始まりましたが、
短期の過熱感を解消する利益確定の売りなどを材料に上値が抑えられました。
日中、方向感を示すことなく、前日の終値を挟んでの
上下幅少ない動きが続きました。
週末であることに加えて円相場は円高方向に振れた上に
本日の夜発表される米国雇用統計を控えての様子見ムードも加わり、
上値の思い展開は市場が開く前から予想されていました。
ただ、年金の資産運用の見直しや
欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和を背景に
先高観は投資家の間で根強くあり、下値を大きく売り込む動きもありませんでした。
毎月最初の週末のように、様子見ムードを強めていますが、
当分大きく下落を予想する投資家は少なく、
先高観が支配しているといえるので、
一回調整に入った銘柄たちを中心に上げ目線で
来週も構えることが大事でしょう。
TOPIX(東証株価指数)は1.82ポイント高の
1234.57と小反発しました。
東証1部の売買代金は概算で1兆8976億円(速報ベース)、
出来高は21億0409万株でした。
テクニカル的には横に伸びる持ち合いが続き、
一目上では三役好転から変化ありません。
本日の雇用統計の結果を反映してどちらかに動きだす
材料が欲しい形をしています。
今週もお疲れ様でした。
週末はしっかりリフレッシュして、来週から続く最高の人生を楽しみましょう。
■各市場の動き
日経:15,077.24 -2.13 6日
NYダウ(ドル) :16,836.11 +98.58 5日
ドル/円:102.31 – .34 -0.22円高 6日 15:13