2014年6月11日の東京株式市場は小幅反発しました。
終値は終値は前日比74円68銭(0.50%)高の1万5069円48銭でした。
1万5000円の心理的な大台を割り込んでから2日ぶりに回復しました。
朝方は前日の欧米株が好調だったことから、
買い安心感が広がり、買いが先行しました。
買いを後押しする材料が不足する中、
買いが先行した後は上値が重く、高値付近では売りに押されました。
週末に予定されている13日の特別清算指数(SQ)算出、
政府の成長戦略改定を控え、様子見ムードが強まっていることが伺えます。
しかし、下値を積極的に売り込む動きも見られない中、
一旦調整が進んだ後は、さらに上値を追う動きになっていくと
想定してもいいでしょう。
東証1部の売買代金は概算で1兆6308億円(速報ベース)で
昨日よりさらに減って2兆円に大きく届かず、
出来高も昨日より減って17億8724万株でした。
テクニカル的には加熱度を示したいたテクニカル指標が
少しずつ解消を示しており、(添付のチャート参照)
調整の後は、再び上昇を準備する形として
解釈することが出来ます。
チャートの形としては昨日の陰線に包まれる持ち合いの形なので、
焦ることなく、トレンドを転換してくる銘柄を中心にピックアップする
動きでいいです。
■各市場の動き
日経:14,994.80 -129.20 10日
NYダウ(ドル) :16,943.10 +18.82 9日
ドル/円:102.31 – .32 -0.14円高 10日 14:57