2014年6月16日の東京株式市場は大きく反落して15000円台を再び割りました。
終値は前週末比164円55銭(1.09%)安の1万4933円29銭でした。
先週に引き続き、相変わらず1万5000円台を挟んでも攻防が続く相場です。
イラク、ウクライナなどの地政学的なリスクや
101円台後半へと円高方向に振れた為替相場の動きを受けたこと、
先週の急激な上昇による利益確定が重なり大きくさげました。
午後には一時200円超下落し、1万4900円を割り込む場面もありましたが、
大引け間際に買い戻しが入り、下げ幅を縮めて終わりました。
15000円台を挟んでの攻防が続くなか、
イラクやウクライナの情勢に反応しながら
当面は相場が不安定な状況になることが想定されます。
テクニカル的には上にいこうとするが、
ボリンジャーバンドの1σと、一目上の転換線が上値を押させて
抵抗線になっています。
MACDはMACDラインがシグナルを上から下に抜く
デッドクロスが成立しています。
神経質な相場の動きが想定されるので、
ポイントにならないと買いも売りもむやみに動かさない
慎重な対応が求められます。
■各市場の動き
日経:14,933.29 -164.55 16日
NYダウ(ドル): 16,775.74 +41.55 13日
ドル/円:101.81 – .84 -0.01円高 16日 20:24