2014年7月8日の東京株式市場は続落しました。
終値は前日比65円03銭(0.42%)安い1万5314円41銭でした。
前日の米国株式市場が下落したことに加え、
円相場で円高・ドル安に振れたことを嫌気して、
朝方から売りが先行しました。
下げ幅は150を超える場面もありましたが、
直近の動きのように、下値では押し目買いが入り、
下値は限定的でした。
依然、膠着感が強く、積極的に下値を売り込む動きもとりづらい状況ですが、
日経はずっと25日移動平均線の上で推移しており、
底の堅さには変わりないというのが市場の中に広がっている認識です。
今週は個別の材料による物色がより一層強まる流れです。
東証1部の売買代金は概算で1兆8565億円で
昨日よりは増えたものの2兆円には届いておりません。
売買高は23億679万株で、東証1部の値下がり銘柄数は894、
値上がり銘柄数は787、変わらずは134でした。
テクニカル的には5ヶ月ぶりの高値を達成したことから
一息入れていく形が続きました。
25日線にタッチし、一目上の転換線にタッチするすると
トレンドを切り替えして上昇を続けた6月27日ー30日のパターンから
考えると、明日もう一度下値が限定的な持ち合いの後、
木曜日あたりに転換する形をしています。
上は15,500円台の抵抗に今週挑戦できるかが注目ポイントです。
個別物色傾向が続きます。
■各市場の動き
日経:15,314.41 -65.03 8日
NYダウ(ドル): 17,024.21 -44.05 7日
ドル/円:101.82 – .84 -0.22円高 8日 15:23