2014年8月4日の東京株式市場は3日続落しました。
終値は前週末比48円61銭(0.31%)安い1万5474円50銭でした。
7月25日以来、1週間ぶりに終値ベースで1万5500円を割り込み、
明日からはこの辺で再び支えになって反発するかが注目されます。
ここで続落すると、15,500円上離れはダマシになり、
下降のスピードを速める恐れがあります。
4日続落したNYダウの動きを受けて、売りが先行しましたが、
下値では押し目買いが入る、再び下落に転じ100円を超える下げ幅になるなど
始終方向感のない動きが続きました。
まだ消えてない地政学的リスクに加えて、今年度分の上昇分をすべて
消してしまった米国市場の動きが加わり、積極的に買いで入っていくにも
難しい動きが続いています。
テクニカル的には15,500円のちょうど下で止まっており、
一目の転換線に引っかかっている様子です。
6月から続く動きでは転換線で跳ね返されることが続いていましたが、
今回はどうなるのか注目です。
日本の決算発表内容はまずまずの内容なので、大きく割り込む要因も見当たりません。
明日以降、現在のレベルを下値の限度として反発するかを
注目する必要があります。
ダマシで終わる場合は、下降が加速する傾向があるので、
買いで入って損切りのポイントに到達したものは容赦なく
切捨て、資金を温存してください。
東証1部の売買代金は概算で1兆8744億円で
2兆円の活況目安を3日ぶりに下回りました。
売買高は19億2124万株で、東証1部の値下がり銘柄数は1005、
値上がり銘柄数は659、変わらずは153でした。
業種別TOPIXは全33業種中23業種が下げました。
■各市場の動き
日経:15,474.50 -48.61 4日
NYダウ(ドル) :16,493.37 -69.93 1日
ドル/円:102.61 – .64 -0.33円高 4日