2014年8月15日の東京株式市場は小幅ですが5日続伸しました。
終値は前日比3円77銭高の1万5318円34銭でした。
8月5日以来、7営業日ぶりに回復した15,300円台を辛うじて守りました。
相変わらず市場参加者自体が少ない中、
週末要因で持ち高を調整する動きと
外部材料がぶつかり合い、方向感のみえない
膠着相場で始終しました。
前日の米株式市場が61ドル超える上昇であったことに加えて、
為替市場で円相場が1ドル=102円台半ばの円安傾向に推移したことなどを
受けましたが、週末要因の売りの方も負けない力を持っていました。
また前日まで4日続伸したことで、
目先の利益を確定する動きが出やすい環境でもありました。
何しろ市場の参加者が少ない上にチャートの形としても
上か下かを分かり難くする位置にあるので、
様子見に回る投資家が多くなった様子です。
来週からはお盆休み明けで参加者が増えてくるので、
どちらかの方向感をしっかり出す動きになって欲しいところです。
東証1部の売買代金は概算で1兆3921億円と
4月21日(1兆3074億円)以来の薄商いでした。
テクニカル的は15,300円台を回復したあとは持ち合い、
一目均衡表の上雲で雲上限(先行スパン1)と
転換線と基準線を一気に抜いてきた状態で膠着ました。
25日移動平均線が頭を抑えている格好は続いているので、
週明けからこちらを抜くか下に触れるかで判断を変える局面に
きています。
今週もお疲れ様でした。
ゆっくり休んでから、参加者が増える週明けからまた楽しく相場に向かいましょう。
■各市場の動き
日経:15,318.34 +3.77 15日
NYダウ(ドル): 16,713.58 +61.78 14日
ドル/円:102.51 – .54 +0.05円安 15日