2014年9月16日の東京株式市場は6日ぶりに反落しました。
終値は前週末比36円76銭(0.23%)安い1万5911円53銭でした。
特に下げる要因はなく、
5日間あげてきた反動でそろそろ利益をとる動きになっても
いいタイミングでした。
次の上昇のためには
一回休みを挟んだ方がいいですね。
ヨーロッパの株式市場は小幅安、ロンドン市場は持ち合いで、
NY市場はまちまちでした。
ダウ平均が43.63ドル高の17031.14、
ナスダックは48.70ポイント安の4518.90で幅のある下落になりました。
ナスダックではアリババのIPO仮条件が60ド
ルー66ドルから66ドル68ドルへと引き上げられた事で
フェイスブックなどは相対的に下落する羽目になりました。
日経はナスダックの下落を引きずる形で50円安値始まりましたが、
安値は77円安の小幅で底堅さを演出しました。
FOMCのイベントを控えている状況から考えると
底値は堅い上に、売買代金が2兆円を超えてきたことは
前向きに捕らえていいことです。
少しの調整を挟むことになりますが、先高観には変わりなし、
調整の間に押し目に来た銘柄は積極的に拾いましょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆317億円、
2兆円を超えていますが、連日ソフトバンクが一人で頑張るような印象です。
一人で東証1部売買代金の14%を占めるほどです。
売買高は18億6623万株で、東証1部の値上がり銘柄数は878、
値下がり銘柄数は802、変わらずは148でした。
テクニカル的には空をあけたキャンドルで作られた高値圏で
持ち合いを形成、先週末よりは形として下落しています。
ただ、3日連続で朝方より引けが高い陽線を形成することで、
地合のよさを伺えます。
ボリンジャーバンドの向きは上向きに継続、
2σを押し上げる形で続いています。
MACDは本日ヒストグラムが凹むことで、短期調整の可能性を
見せる形になりました。
相場への姿勢は先週あいたギャップを埋めない限りは
持っている銘柄の保持、すでに利益を取ったものに関しては
調整終わりをしっかり確認しましょう。
■各市場の動き
日経:15,911.53 -36.76 16日
NYダウ(ドル) :17,031.14 +43.63 15日
ドル:/円107.27 – .30 +0.08円安 16日