2014年9月22日の東京株式市場は3日ぶりに反落しました。
終値は前日比115円27銭(-0.71%)安の1万6205円90銭でした。
先週末の米国市場のNYダウは+13ドルでわずかな上昇ですが
明確な方向感に欠ける展開、
為替相場では円安が一服したことを受け、売りが先行しました。
そもそも前週末には年初来高値を更新し、
終値ベースで2007年11月2日以来、
6年10カ月ぶりの高値を付けたため
短期的な過熱感を懸念した利益確定の売りも出やすい状況にありました。
反落ではありますが、日経平均は9月に入って約900円上昇しており、
一回調整を入れていくのは当然といえば当然の動きです。
利益確定の動きなので、下値を積極的に売込む動きはみられなく、
物色されている銘柄、好材料の銘柄には依然として
強い動きが続いています。
高値警戒や飛び石連休の谷間で、様子見が広がる状況にも関わらず
出来高は19億5179万株、
東証1部の売買代金は概算で2兆682億円(速報ベース)で
2兆円を超えているところが強い相場であることを物語っています。
テクニカル的にはボリンジャーバンドの2σを飛び出した
動きが続き、終値で2σを割り込む前に止まっています。
ここで空をあけて反落するとリバーサルアイランドの形を作るので
高値警戒感はありますが、
今のところは素直にトレンド継続と判断し、
ついていくのがよいでしょう。
■各市場の動き
日経:16,205.90 -115.27 22日
NYダウ(ドル): 17,279.74 +13.75 19日
ドル/円:108.79 – .82 -0.31円高 22日