2014年9月25日の東京株式市場は大幅に反発しました。
終値は前日比206円69銭(1.28%)高の1万6374円14銭でした。
19日以来、3営業日ぶりに年初来高値を更新して、
2007年11月以来の高値水準になってきました。
8月の米新築住宅販売件数が前月比18%増で、
市場予想を大きく上回ったことを受け、
米株式市場でNYダウ平均は3営業日ぶりに反発、
前日比154ドル19セント(0.9%)高の1万7210ドル06セントで
取引を終了しています。
株高を支えたもう一つの要因は、配当狙いの買い。
本日が9月末配当などの権利付き売買の最終日で、
配当・優待取り目的の買いが膨らみ相場を支えました。
また再び109円台まで進んだ為替相場の円安基調を受けて
自動車、電子部品などの輸出関連株が年初来高値を更新しながら
相場をリードしました。
明日からの確認ポイントは、配当権利落ち後の反動を折り交えながらも
下値を固めて上昇基調を継続するかです。
高値引けという懸念はありますが、
材料がでた、買いのサインが点灯した銘柄に関しては積極的に向かう必要のある相場です。
東証株価指数(TOPIX)も反発し、前日比20.25ポイント(1.53%)高の1346.43ここちらも19日以来、3営業日ぶりに年初来高値を更新してきました。
市場全体が強い状況ですね。
東証1部の売買代金は概算で2兆3317億円で
連日2兆円を越える活況ぶりです。
売買高は23億7969万株で、東証1部の値上がり銘柄数は1483、
値下がり銘柄数は265、変わらずは83でした。
テクニカル的にはボリンジャーバンドの2σの外に再び飛び出る、
9月18日ー19日の間に作られた空を埋めにかかっていた動きから
急激にトレンドを取り戻し、上昇継続です。
連続で空をあけながら次の節目に安着する形ですが、
このような現象は目の前の天井で起きることが多いので
急激な反落には気をつけて欲しいところです。
■各市場の動き
日経:16,374.14 +206.69 25日
NYダウ(ドル) :17,210.06 +154.19 24日
ドル/円:109.21 – .22 +0.67円安 25日