2014年9月29日の東京株式市場は反発しました。
終値は前週末比80円78銭(0.50%)高の1万6310円64銭でした。
先週末の米国株式は大幅に上昇。
NYダウが前日比167.35ドル高の1万7113.15ドル、
ナスダック総合指数が45.446ポイント高の4512.194ポイントで引けました。
欧州株式市場も上昇、円安・ドル高の流れが進行したことをうけて
109円高く寄り付きました。
上値が重い展開が続き、押される場面もありましたが、
安倍首相が、本日の衆院本会議で所信表明演説し、
経済最優先で政権運営にあたる方針を示すと
政策発動への期待感から終盤にかけて再び持ち直して、
80円高で引けました。
この4営業日の動きをみると
乱高下を繰り返し、方向感の定まらない期間ですが、
長期的な観点からすると高値圏においての持ち合い中です。
過熱感はそこまで強くない中で、すこし足踏みしてから
次の上昇を準備する形になっています。
乱高下に惑わされず、ポイントに来てないものは
仕掛けない、持っているものは保持でいいでしょう。
東証1部の売買代金は概算で1兆7794億円で、
今月17日以来、7営業日ぶりに2兆円を下回りました。
売買高は18億5339万株で、東証1部の値上がり銘柄数は1035、
値下がり銘柄数は652、変わらずは136でした。
テクニカル的にはボリンジャーバンドの2σを境に
出たり入ったりと、直近では落ち着かない様子。
基本的には上昇トレンド継続に重みをおき、
持ち合いを抜け出し、一段上昇、
年末にかけて1万7,000円台を目指す動きになりそうです。
■各市場の動き
日経:16,310.64 +80.78 29日 大引
NYダウ(ドル): 17,113.15 +167.35 26日 16:31
ドル/円:109.55 – .58 +0.59円安 29日