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2014年10月03日日経概況

2014年10月03日の東京株式市場は4日ぶりに反発しました。
終値は前日比46円66銭(0.30%)高の1万5708円65銭でした。

前日の欧州株式市場は続落、
市場の注目を集めていた欧州中央銀行(ECB)の会見で、
ドラギ総裁が資産担保証券(ABS)が
今四半期中には購入可能になると明らかにしまた。
しかし、ABSの購入規模について明確な数字を示さなかったこと、
国債購入を伴う量的金融緩和(QE)について言及しなかったことで
市場に失望感が広がり全体を抑え込みました。

米国市場はその流れを受け、下げて始まりましたが
相場の神様、ウォーレン・バフェット氏が、
昨日の下落局面で買いを行なっていたことが明らかになると
下げ幅を縮小させました。
恐るべしバフェット様ですね。

日本では雇用統計も控えている中、大きな材料なしで
欧米の流れを受けて下げて始まりました。
下げ幅を100円以上に広げる場面もありましたが、
日銀の黒田東彦総裁の国会答弁を機に円相場がやや円安に傾くと、
終盤にかけて値を戻し、本日の高値で引けました。

週末要因もあり、雇用統計を控えている面もありますが、
400円以上下げた次の日に自立反発でこの幅だと
弱いと印象を受けざるを得ません。
下げ幅を考えると戻りには時間がかかりそうですが、
そろそろ一回反発してもいいタイミングには来ています。

決算のシーズンも到来するので、
積極的に上値を追う行動よりは押し目をしっかり作る銘柄に
シフトしたいですね。

東証1部の売買代金は概算で2兆1592億円で、
2兆円を4日連続で上回りました。
売買高は21億6029万で、東証1部の値上がり銘柄数は1201、
値下がりは485、変わらずは144でした。

テクニカル的にはフィボナッチ分析をしてみると
高値・安値ベースで、8月8日安値(1万4753円84銭)から
9月25日高値(1万6374円14銭)までの上昇幅の
半値押し(1万5563円99戦)を達成していますので、(添付のチャートを参照)
節目買いは入ってきていいタイミングです。

■各市場の動き
日経:15,661.99 -91.27 2日
NYダウ(ドル): 16,804.71 -238.19 1日
ドル/円:108.66 – .68 -1.18円高 2日

2014年10月3日日経Daily

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