2014年10月21日の東京株式市場は大幅に反落しました。
終値は前日比306円95銭(2.03%)安の1万4804円28銭でした。
今年最大の上げ幅だった、昨日の上昇分はなくなりました。
だった1日で1万5000円台を再び割ってしまいました。
前日のNY市場は上昇でした。
ダウ平均は19.26ドル高の16399.67、
ナスダックは57.64ポイント高の4316.07で引けました。
為替相場はやや円高にふれたものの、
前日の米株高を受けて小高い水準で始まりました。
しかし、前日に今年最大の上げ幅で急伸した反動で
利益確定売りが出た上に、
日本時間午前に中国で発表された7~9月期の実質国内総生産(GDP)の
成長率が5年半ぶりの低水準となり
投資家心理が冷え込みました。
上昇の材料になるようなことが足りない中、
海外市場での不透明感も強く残っているため、
当面は乱高下が続く可能性が高いです。
上げ、空売り、どちらも明確な方向にはなっていませんが
短期の戦略を組み合わせながら、次のトレンドを待つ
戦略で行きましょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆412億円、
売買高は22億5566万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1574、
値上がり銘柄数は209、変わらずは50でした。
テクニカル的には今日の反落で昨日の上昇分をすべて
打ち消す形になりました。
昨日のコメントではで
「テクニカルだけで判断するなら200日線に上値を抑えられ
反落する可能性のある形」と分析しましたが、
そのままわかりやすく現れました。
乱高下を繰り返しているので、
成績が芳しくない場合は、この動きが止まるまで
休むのも有効な解決策の一つです。
明日はまたどっちに飛ぶかわからない状態なので、
当分はじっくり構えていたいですね。
■各市場の動き
日経:14,804.28 -306.95 21日
NYダウ(ドル) 16,399.67 +19.26 20日
ドル/円:106.63 – .66 -0.44円高 21日