2014年11月07日の東京株式市場は反発しました。
終値は前日比87円90銭(0.52%)高の1万6880円38銭でした。
昨日の解説では短期間で切り返す可能性があるといいましたが、
その動きを見せました。
NY株式市場は上昇で、ダウが前日比69.94ドル高の1万7554.47ドル、
ナスダック総合指数は17.746ポイント高の4638.469ポイントで引けました。
円安方向に進む為替市場の動きと、米国市場の上昇、
金融緩和による外国人投資家の買いが入る好循環で
上昇しました。
しかし、本日は経済指標の中で最も注目を集める
米国雇用統計の発表があることから
上値を大きく切上げる動きはみられませんでした。
大きい切上げはみられないものの、
金曜日という週末要因に雇用統計という
様子見ムードを強める要因があるにも関わらず
ここまであげるというのは上昇の勢いがまだまだ
強いという形です。
しかし、今週中の動きは月曜日の値動きの範囲に収まる
持ち合い相場なので、ここを一段と切上げながら
上に抜ける必要があります。
多くの方は利益をあげることができた一週間ではなかったでしょうか。
上に抜けるか、下に抜けるかきわどいところまできていることで、
来週も目が離せません。
今週もお疲れ様でした。ゆっくり週末を楽しんでください。
東証1部の売買代金は概算で2兆4760億円、
売買高は24億8834万株で
10月31日以降で最も少ない商いをみせました。
東証1部の値上がり銘柄数は1111で全体の6割以上、
値下がりは617、変わらずは105でした。
■各市場の動き
日経:16,880.38 +87.90 7日
NYダウ(ドル) 17,554.47 +69.94 6日
ドル/円:115.36 – .40 +0.91円安 7日