2014年11月19日の
東京株式市場は小幅反落しました。
終値は前日比55円31銭(0.32%)安い1万7288円75銭でした。
短期の過熱感による利益確定に上値を抑えられました。
前日の米国市場は上昇、
NYダウ平均は40.07ドル高の17687.82、
ナスダックは31.44ポイント高の4702.44で引けました。
円安方向に振れた為替相場の状況や
米国市場の堅調な動きを背景に朝方は40円高く始まり、
前日比で128円高の1万7472円まで上昇をみせましたが、
上値を追うことには消極的でした。
一旦材料出尽くしということで反落になりましたが、
安値を割り込むような状況とは考えづらい相場です。
先高観は持ったまま、今の持ち合いを少しずつでも
抜け出していくところを今週はみせて欲しいところです。
少し下げたことで押し目を作った銘柄も多いはずなので、
次の転換では積極的にのるのがよい投資戦略でしょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆5939億円で、
前日より若干増えています。
売買高は27億6657万株で、東証1部の値下がり銘柄数は1010
(全体の55%にあたる)、
値上がりは689、変わらずは135でした。
テクニカル的には空を空けて始まりましたが、引けにかけて下げてきた動きで、
キャンドルの形は上昇になりました。
MACDはデッドクロス、RSIはまだまだ80あたりにくっ付いている状況なので、
まだ過熱感はぬぐえませんが、
11月14日の高値をぬけてくれるところが今週中には欲しいところですね。
■各市場の動き
日経:17,288.75 -55.31 19日
NYダウ(ドル) :17,687.82 +40.07 18日
ドル/円:117.30 – .35 +0.61円安 19日