2014年11月21日の東京株式市場は続伸になりました。
終値は前日比56円65銭(0.33%)高の1万7357円51銭でした。
1週間ぶりの高値になりました。
前日の米国市場は上昇、
NYダウ平均は33.27ドル高の17719.00、
ナスダックは26.16ポイント高の4701.87でで引けました。
3連休を控えていることで利益確定が出る動きが予想されました。
朝方は予想通りの動きで、下げて始まり、
一時下げ幅を200円まで広げる場面もありました。
ちょうどいい下げの形になるのかと思うところで、
日経は再び力強さを発揮し、下げ幅を縮めた後は
上昇に転じて引けました。
しかし、市場には上昇を演じるほどの材料は見当たらず、
ETFの思惑買いを狙った短期の資金流入に過ぎないと思われ、
中身のある相場とはいえません。
午後には衆院解散があり、
これから株価を下げる要因は見当たらない状況ですが、
すでに株価はかなり高い水準に来ており、
政府としては難しい舵取りになっています。
今週もお疲れ様でした。
3連休はゆっくりした後、
先高観の強まる来週からの相場を楽しみましょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆4958億円,
売買高は25億1705万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1047、
値下がり銘柄数は640、変わらずは147でした。
テクニカル的には終値で上昇になっただけで、
キャンドルの形は下落になりました。
しかし、下髭の長い陽線引きになったことで、
まだ先高観は強いといえます。
RSI、MACD共に過熱感解消のサインを出していますが、
来週からはしっかりトレンドを切り返してくるものを中心として
物色したいところです。
■各市場の動き
日経:17,357.51 +56.65 21日
NYダウ(ドル) :17,719.00 +33.27 20日
ドル/円:117.73 – .76 -0.84円高 21日