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2014年11月26日日経概況

2014年11月26日の東京株式市場は4営業日ぶりに小幅反落しました。

終値は前日比24円04銭(0.14%)安い1万7383円58銭でした。

下げたので大変というよりは底値が堅いということを

示してくれた相場でした。

 

米国市場はまちまちな動き。

NYダウ平均は2.96ドル安の17814.94、

ナスダックは3.36ポイント高の4758.25で引けました。

為替相場では円安基調が一服して、少々円高の方向に動きました。

 

大きな材料になるものにかける中、

市場が始まる前の外資系証券会社の注文状況は売り越しで

日経は方向感のない動きになりました。

 

下げで始まり、上げる場面も見られましたが、

OECD(経済協力開発機構)が日本の経済成長率見通しを

下方修正したことが重しとなり結局下落で終わりました。

 

大型株が集中する日経が冴えない動きになる中、

資金は新興市場に流れる様子です。

新興市場向けのIPOも多数予定されていることで、

材料が出ている新興市場銘柄には注目する価値ありの

トレンドです。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆2994億円で、

急激に商いが少なくなってきました。

売買高は22億1184万株で、東証1部の値下がり銘柄数は824、

値上がりは857、変わらずは152でした。

 

テクニカル的には終値で提げているが、

形が短い上ヒゲを伴う小陽線になり、

5日移動平均線が支えになっている形です。

先週から形成されている持ち合いは高値が緩やかにきりあがり、

下値の切り上げが大きくなるウェッジ(Wedge)方の持ち合いを形成中です。

高値圏でのウェッジは天井のサインとしてよく使われますが、

今は強いトレンドの中で下値を追うような動きをする相場ではありません。

 

11月は大きな下げなく、順調な動きを見せたので、

アノマリー的に上げが強く意識される12月相場に向かって

仕込みを増やす相場です。

 

■各市場の動き

日経:17,383.58 -24.04 26日

NYダウ(ドル) :17,814.94 -2.96 25日

ドル/円:117.80 – .82 -0.14円高 26日

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