2014年12月05日の東京株式市場は6日続伸しました。
終値は前日比33円24銭(0.19%)高の1万7920円45銭でした。
今日の高値で引け、
2007年7月24日以来7年4カ月ぶりの高値でひけると同時に、
1万8000円台が視野に入ってきました。
達成は時間の問題となる状況です。
円相場が1ドル=120円台に下落、上昇の材料にはなりましたが、
前日の欧米市場は下げ、
朝方はまず利益を確定する動きで下げて始まりました。
しかし、下値ではしっかり押し目を拾う動きが待っており、
午後から上昇に転じ、そのままこの日の高値でひけました。
東証株価指数(TOPIX)も5.07ポイント高の
1445.67と、ともに6営業日続伸し、年初来高値を更新しました。
21業種が上昇する一方、小売業、陸運業、建設業など
内需関連銘柄は値下がりが目立っており、
円安進行を受けて、
輸出関連株に資金が向かう流れとみていいでしょう。
25日線の乖離はまだ大きいのものの、猛烈な勢いで
追いついてきているので、過度な過熱感をまだ想定しなくてもいいでしょう
今夜は米国雇用統計があるので、
しっかりチェックして、市場予想を上回る動きが出て、
さらに円安が進むと今後の資金は輸出関連に向けてよいでしょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆3027億円で増加、
売買高は20億7006万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は976、
値下がり銘柄数は716、変わらずは156でした。
テクニカル的にはじわじわと安値を切上げながら1万8000円台に
近づいてきています。
心理的には達成感による上値の重さも認識される可能性があるので、
注意が必要です。
■各市場の動き
日経:17,920.45 +33.24 5日
NYダウ(ドル): 17,900.10 -12.52 4日
ドル/円:120.28 – .30 +0.40円安 5日