2014年12月08日の東京株式市場は7日続伸しました。
終値は前週末比15円19銭(0.08%)高い1万7935円64銭でした。
朝方は1万8,000円にのせたことがニュース速報になるほど
お祭り騒ぎでしたが、マイナス転じた後は小幅続伸で終わっています。
それでも連日の年初来高値更新で、
押し目を待つ投資家には中々入りづらい状況になっています。
市場予想を大きく上回るアメリカの雇用統計で
円安は急激に進み、朝方は1万8,000円にのせてから
スタートしました。
しかし、内閣府が発表した7~9月期の
実質国内総生産(GDP)改定値が下方修正されたこと、
1万8,000円台を達成したという安心感から利益をひとまず
確定する動きになった後、1万8,000円を割って引けました。
ここにきて注意することは市場に広がりつつある過熱感です。
①前週末までの6営業日続伸で671円を超える上げ
②東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が130%を超えて「買われすぎ」サイン
などの要因で、過熱感が強まりつつあります。
新規の買いに入るには遅くなってしまったケースが多いので、
高値圏だと分かっている場合は、
無理やり入ることをやめた方がいいでしょう。
持っているものの利益最大化に努力する時期です。
東証1部の売買代金は概算で2兆4224億円で
売買高は21億5310万株でした。
商いは少しずつ増えています。
東証1部の値上がり銘柄数は877、値下がり銘柄数は816、
変わらずは155でした。
■各市場の動き
日経:17,935.64 +15.19 8日
NYダウ(ドル) :17,958.79 +58.69 5日
ドル/円:121.22 – .24 +1.05円安 8日