2014年12月18日の東京株式市場は大きく続伸しました。
終値は前日比390円32銭(2.32%)高い1万7210円05銭でした。
1万7,000円台を割り込んで3日ぶりに回復してきました。
大幅な上昇を牽引したのは米国市場の株高と為替の動きでした。
まず米国株式市場は大きく反転。
FOMC後の声明やイエレンFRB議長の記者会見が
景気に配慮した内容ということで、全市場が大きく上昇しました。
米国市場の動きを引きつぎ、日経は大きくあげて始まり、
454円高まで拡大する場面も見られました。
また、為替市場ではロシア通貨ルーブルの急落などを背景とした
最近の円買いが一巡し、早朝に1ドル=119円台まで
円安・ドル高が進みました。
円安の流れを受け、トヨタを始とする主力株に買いがひろがりました。
しかし、高いところでは利益確定が広がることで、
上値は重くなり、結局390円台の上昇で引けました。
当分は円・ドル相場の動きが主な変動要因になる見込みですが、
今日の高値を超えてくる場合は当分は前回の高値に挑戦する動きになると
予想できます。
転換サインが出てきた銘柄は積極的に取り組むのがいいですね。
東証1部の売買代金は概算で2兆8877億円
4営業日ぶりの高水準になりました。
売買高は27億2884万株で、東証1部の値上がり銘柄数は1608(全体の約87%)、
値下がりは169、変わらずは77でした。
■各市場の動き
日経:17,210.05 +390.32 18日
NYダウ(ドル) :17,356.87 +288.00 17日
ドル/円:118.69 – .70 +1.29円安 18日