2014年12月19日の東京株式市場は大きく3日続伸しました。
終値は前日比411円35銭(2.39%)高の1万7621円40銭でした。
当日の高値で引けて、この上げ幅なので、これからの
動きに期待が持てる相場模様でした。
昨日に引き続き、大幅な上昇を牽引したのは
米国市場の株高でした。
NY株式市場が大幅続伸してDOWは+421ドルの17,778ドル、
NASDAQは+104.09ポイントの4,748.40ポイントで引けました。
日本の市場は大きく上昇した米国市場の動きを引き継ぎ、
また底を打ったとの判断が強く働き、
大きく窓をあける状態で始まりました。
大きな波乱要因は含まない状態で、
順調に上げ幅を拡大して、この日の高値で引けました。
1万8,000円に向かっての動きを強めるなか、
ロシアの通貨ルーブルの値動きも落ち着いてきたことで、
市場には不安感よりは先高観が強くなっています。
昨日伝えたとおり、転換点を迎えた銘柄は積極的に取り組む
戦略で引き続きよいでしょう。
来週も小さい調整を含みながら、安値を切上げる上昇基調が
続くと判断することができます。
クリスマス目前の週末です。
しっかり休んで、年末相場に備えましょう。
年末年始は暖かい懐で迎えることができます。
よい週末を!
東証1部の売買代金は概算で2兆8846億円、
3兆円を伺う活発な商いです。
売買高は27億930万株で、東証1部の値上がり銘柄数は1575(全体の約85%)、
値下がりは200、変わらずは83銘柄でした。
テクニカル的には25日移動平均線を割り込んだ1週間ぶりに
25日線を回復して、市場には「反転」と「先高」の信号がつきました。
次は1万8,000円付近に近づき、ダブルトップを一回作りにいくかが
注目ポイントです。
■各市場の動き
日経:17,621.40 +411.35 19日
NYダウ(ドル) :17,778.15 +421.28 18日
ドル/円:119.22 – .26 +0.54円安 19日