2014年12月24日の東京株式市場は大幅に、5日続伸しました。
終値は22日比219円09銭(1.24%)高い1万7854円23銭でした。
上昇の要因は改善された外部環境です。
まず、米国相場の堅調な動きです。
米国の7~9月期の国内総生産(GDP)確定値が23日に発表され、
大幅に上方修正されました。
これを受け、米株式市場でNYダウ平均は過去最高値を更新し、
終値で史上初となる1万8,000ドルにのせました。
終値は前日比+64.73の18,024.17ドルでした。
次の外部要因は為替相場で再び始まった円安基調です。
日本市場は円安・米国株式市場の流れを引き継ぎ
朝方から高く始まりました。
上げ幅を240円以上に拡大する場面も見られましたが、
引けにかけて上げ幅を縮小しながら取引を終えました。
しかし、5日に渡る続伸で大きく高値を切上げてきたにも
関わらず上げ幅を大きく下げなかったのは、
トレンドが強いこと、投資家の先高感が強いことを
伺うことができます。
相場の参加者自体がすでに少なく商いは伴ってないですが、
常に2兆円以上はあり、
年末まで安定的に利益を上げることはできる相場です。
基本は流れに乗ること、言い換えれば逆らわないことですね。
相場全体が上げ上げの状態で、一人で空売りで頑張っても
利益を上げることは中々難しいでしょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆403億円で、
売買高は21億3937万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1172(全体の63%)、
値下がりは560、変わらずは128でした。
テクニカル的には前日の実体から大きく離れて始まる
陽線を形成、前回の高値1万8,000円代を目指す動きです。
ダブルトップが意識される場合は、一回前回高値付近で上値を抑えられ
調整を強いられることも考えられるます。
しかし、年末にあわせて高値を形成しながら引けた場合は、
1月の相場から力強く伸びる可能性も高いと考えられます。
クリスマスイブです。
皆様の家庭に聖なる祝福が溢れることを願っております。
メリークリスマス!
■各市場の動き
日経17,854.23 +219.09 24日
NYダウ(ドル) :18,024.17 +64.73 23日
ドル/円:120.31 – .36 +0.72円安 24日