大納会になった2014年12月30日の東京株式市場は大幅に続落しました。
終値は前日比279円07銭(1.57%)安の1万7450円77銭でした。
16日(344円安)以来2週間ぶりの下げ幅でした。
また大納会に下落になったのは4年ぶりという記録も作りました。
大幅な下落を主導したのは、外部環境の悪化でした。
ロシアの通貨ルーブルの下落、
ギリシャの政局不安、原油価格の下落など
外部環境は5連休の間に悪化する恐れが大きいことから
ポジションを調整する動きが優勢になりました。
外部環境の悪化を受け、米国の動きもまちまち方向感はありませんでした。
NYダウ工業株30種は15.48ドル安の1万8038.23ドル、
ナスダック総合指数は0.05ポイント高の4806.91ポイント、
S&P総合500種は1.80ポイント高の2090.57で取引を終了しました。
東京は外部環境の悪化と反転させるような
材料の不足で、そのまま下げながら引けました。
東証1部の売買代金は概算で1兆6172億円、
売買高は16億6698万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1261、
値上がり銘柄数は461、変わらずは137でした。
さて、大納会は大体上げるというアノマリーが
裏切られた結果になりましたが、
むしろいいチャンスとして捕らえるべき相場だと判断しています。
新年入ると詳細なレポートを用意しますが、
TBLの来年展望は多くの市場関係者がみているように上昇基調の継続です。
大納会でしっかり売りを消化した形になったので、
大発会と新年の相場に向かっては押し目に来ているものを
しっかり拾っていき、取り組んで行きたいトレンドですね。
戦略的には短期売買を繰り返すもいいですが、
中・長期的に取り組む銘柄を決めておくのがよいでしょう。
原油価格の下落、先の見えないヨーロッパの情勢など
波乱要素を含みながら最終的には2万円の大台を突破すると
展望します。
2014年TBLのとっても、関わる皆様にも大きな変化と発展のあった
素晴らしい1年でした。
久しぶりの5連休、ゆっくり過ごしてまたお会いしましょう。
よいお年をお迎えください。
■各市場の動き
日経: 17,450.77-279.0730日
NYダウ(ドル):18,038.23-15.4829日
ドル/円:119.77 – .80-0.56円高30日