2015年1月5日の東京株式市場は年度末に引き続き
下落となりました。3日続落です。
終値は昨年末12月30日に比べ42円06銭(0.24%)安の1万7408円71銭でした。
半月ぶりの安値水準で引けました。
下げというよりは方向感のない相場という表現が相応しい相場です。
朝方は年末年始の米国相場がギリシャ政局の不透明感などから下げたことを嫌気して売りが先行しました。
年明け2日のNY市場はほぼ横ばいで
ダウ工業株30種は9.92ドル(0.06%)高の1万7832.99ドル、
ナスダック総合指数は9.24ポイント(0.20%)安の4726.81、
S&P総合500種は0.70ポイント(0.03%)安の2058.20で引けました。
日経は年末年始にかけて欧米市場の冴えない動きを引き継ぎ
売りが先行 、下げ幅が200を超える場面が見られた後は、
個人の押し目買いが午後から入り、
上昇に転じる場面まで見せましたが、
上昇を牽引するような材料が見当たらない中、
後半にかけて利益確定の売りが出てきて、
マイナス圏で引けました。
テクニカル的にみると一段と深い調整が
入る可能性のある形になっていますが、
冒頭で書かせて頂いた通り、
日本株の先高期待は継続していることから
売り一巡後の戻りがある場合はそのスピードは早く、
本年度末までに調整を挟みながら2万円台の突入を期待しても
いい環境にあります。
長期的には円安と原油安の恩恵を受ける
定番、自動車と電気セクターに注目した方がいいでしょう。
東証1部の売買代金は概算で1兆9064億円で、
2兆円を5営業日連続で割り込んでいます。
正月休みからまだみんなが戻ってきたわけではなさそうですね。
売買高は20億4896万株で、
東証1部の値下がり銘柄数は807、
値上がりは931、変わらずは121でした。
■各市場の動き
日経:17,408.71 -42.06 5日
NYダウ:(ドル) 17,832.99 +9.92 2日
ドル/円:120.36 – .38 +0.57円安 5日