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2015年1月7日日経概況

2015年1月7日の

東京株式市場は辛うじて反発しました。

終値は前日比2円14銭(0.01%)高の1万6885円33銭でした。

反発とはいえ、本格的な戻りとは言えず、

前日に500円超安となったことで自律反発期待の買いがあることを考慮すると

心細い相場だと言わざるを得ません。

 

外部環境は全く改善されておらず、

まだまだ上昇の材料になるようなものはみあたりません。

 

原油安、ギリシャの政局不安などを受け、

米国株は続落しました。

6日の米株式市場でダウ工業株30種平均の終値は

前日比130ドル01セント(0.7%)安の1万7371ドル64セントで取引を終えました。

ニューヨーク原油先物相場が6日一時1バレル47ドル台半ばまで下落、

世界景気への悪影響が懸念され、

エネルギー株には次第に業績悪化が懸念され売りが増えました。

 

2014年12月17日以来3週間ぶりに1万7,000台を割って、

下げ幅としては2月4日以来のほぼ1年ぶり(11ヶ月)の大きさでした。

 

日経は売り・買いが交差する方向感のない展開で

−26円まで下げる場面もありましたが、

昨日の500円を超える大きな下落から自律反発期待の買いも入り、

辛うじて+2円で取引を終えました。

 

まだ反発したとはいえないレベルで、

意味付けをするなら、12月の安値を割る前に一旦止まった、

ここから反発期待できるかも、くらいと言えます。

本日の下げ止まりでトレンドが変わったように見える銘柄は多くなりましたが、

まだ完全にトレンドが転換したとは言いません。

転換のサインをしっかりみてから入っても

遅いことはありませんので、焦らずに行きましょう。

 

テクニカル的には12月17日の安値直前で止まる形、

反発の期待が持てるなら

今週末の雇用統計を見届けてから米国市況によってという

確認ポイントを設定することができます。

週足でみると13週移動平均線にちょうど接していることで、

テクニカル的には反発をそろそろ期待しようかという位置です。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆1434億円で

2日連続の2兆円超えになりました。

売買高は22億953万株で、東証1部の値上がり銘柄数は690、

値下がりは1003で全体の5割を超え、変わらずは166でした。

 

■各市場の動き

日経:16,885.33         +2.14   7日

NYダウ:(ドル)         17,371.64        -130.01             6日

ドル/円:118.93 – .96 -0.25円高       7日

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