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2015年1月26日日経概況

2015年1月26日の東京株式市場は反落しました。
終値は前週末比43円23銭(0.25%)安の1万7468円52銭でした。
ギリシャ総選挙での急進左派連合の圧勝で懸念材料を抱えてのスタートでしたが、
影響は限定的でした。


週末の米国市場は大幅な下落と上昇のまちまち。
ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落で、
前日比141ドル38セント(0.8%)安の1万7672ドル60セント、
 ナスダック総合株価指数は5日続伸で、7.482ポイント(0.2%)高の4757.879で
取引を終えました。
ダウは4日続伸で500ドル以上あげてきた分、
目先の利益を確定する動きが広がりました。
 

日経は米国市場の影響と急進左派連合の圧勝で終わった
ギリシャ総選挙の影響を懸念して
200円を超える下げで始まりましたが、
午後に入って押し目を買う動きがと、
国内企業の業績に期待する買いが入って下げ幅を縮めながら取引を終えました。
 

下落はしたものの、
ギリシャ総選挙の結果で、欧州連合(EU)とギリシャの関係が
悪化することへの懸念という材料はまだ判断するには早く、
しばらく欧米の動きを見極める必要があります。
 

それを物語っているのが商いの状況。
東証1部の売買代金は概算で1兆7967億円、売買高は18億4060万株で、
売買代金、売買高ともに昨年12月30日以来、約4週間ぶりの低水準でした。
 

引き続き、日本国内企業の業績回復を期待する買いが強いことより
調整を挟みながら高値を切り上げて上昇基調は続くとみられます。
午後出たニュースから注目するものは丸紅が業績を下方修正した
ことで、資源セクターに関しては引き続き懸念が残ります。
 

今週の注目材料は決算が本格化してくること、
米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えていることです。

テクニカル的には、空を開けてスタート、
25日線をタッチしてからは引けにかけて力強く戻ってくる陽線を形成、
先週末の終値に近づいて終わりました。
25日線を守ったことで、投資家たちには認識されていることから、
支えになってくれる動きが続く限りは上昇基調を疑う材料はないチャートです。
 


東証1部の値下がり銘柄数は748、値上がりは964で、
全体は下げたものの値上がりした銘柄の方が大くなっています。
一方、変わらずは151銘柄でした。
 

■各市場の動き
日経:17,468.52         -43.23  26日
NYダウ(ドル)            :17,672.60    -141.38            23日 16:29
ドル/円:118.06 - .08 -0.15円高       26日
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