2015年2月18日の東京株式市場は大幅に反発しました。
終値は前日比212円08銭(1.18%)高の1万8199円17銭でした。
再び7年7ヶ月ぶりの終値ベース高値を更新して、
1万8,000円台へ安着し、新たなトレンドの始まりを示す
形になりました。
前日の米高株式市場は3日続伸になりました。
NYダウ30種平均は13日 比28ドル23セント(0.2%)高の
1万8047ドル58セント、
ナスダック総合指数は5日続伸で、5.431ポイント(0.1%)高の4899.267で
取引を終えました。
朝方は長引くギリシャの情勢が不安材料になり、下げて始まりましたが、
午後に入って、不安が後退、上昇で引けました。
日本は米国市場の上昇とギリシャ不安の後退を受け、
上げて始まり、弱い姿を見せることなく
一貫してあげた結果、本日の高値で引けました。
4日に渡る持ち合いから高値と安値を切り上げながら
上昇する形になり、
新たな上昇トレンドを形成する動きになりました。
堅調な企業業績も日本株に対する先高感を形成して
投資家のリスクオン姿勢が鮮明になる結果
幅広い銘柄に買いが入りました。
テクニカル的には1万8,000円台をぬけたところで持ち合った後は
その持ち合いを空を開けながら抜け出す動きをみせ、
テクニカル的にも強気になっていることが伺えます。
ここから想定される動きとしては、
一旦調整に入ったら、1万8,000円が支えになり、
反発するポイントになるということです。
多くの銘柄がすでに高い位置にあり、
新たに仕掛けるには難しいこともありますが、
まだ出遅れて株はちらほら見られることから、
無謀に天井近くの銘柄を追いかけるよりは
出遅れ感の鮮明な銘柄を発掘することと、
持っていて利益が発生している銘柄の利益最大化に
注力する戦略が求められるます。
東証1部の売買代金は概算で2兆8050億円、
売買高は27億2387万株で商いの増加を伴いながら
東証1部の値上がり銘柄数は1319と、全体の7割、
値下がりは426、変わらずは117銘柄でした。
■各市場の動き
日経:18,199.17 +212.08 18日
NYダウ(ドル) :18,047.58 +28.23 17日 16:32
ドル/円:119.26 – .28 +0.73円安 18日