2015年3月10日の東京株式市場は続落しました。
終値は前日比125円44銭(0.67%)安の1万8665円11銭でした。
米国市場の反発で高く始まりましたが、
反発するとの市場予想に反して、下落になりました。
前営業日の米高株式市場は反発。
NYダウ30種平均は前週末比138ドル94セント(0.8%)高の
1万7995ドル72セント、
ナスダック総合指数も反発して
前週末比15.068ポイント(0.3%)高の4942.438で取引を終えました。
前週末に大きく下落しその自立反発が出ました。
日本市場は米國株式の上昇を引き継ぎ、100円を超える上昇で始まりましたが、
7年ぶりの円安が進むと次第に下落に転じ、
一時は200円以上下げる場面もありました。
以前は”円安=株高”の等式がセットとして成立していましたが、
今日の動きでそろそろ円安による副作用の方が
懸念されるのではないかと思われます。
昨日の解説通り、一旦下げが続き調整が入る格好になりました。
まだ暴落を予想するような動きにはなってないので、
前半の調整後、後半にかけて戻す展開になるとの
味方を継続して持ちましょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆5968億円、
売買高は21億3776万株で少し増えてきました。
東証1部の値下がり銘柄数は974、値上がりは739、
変わらずは151銘柄でした。
テクニカル的には支えになっていた転換線を
終値で割り、基準線を目指す動きになりました。
基準線と転換線の間で止まった後
戻る動きになると上昇は強く続くことも予想されます。
■各市場の動き
日経: 18,665.11 -125.44 10日
NYダウ(ドル): 17,995.72 +138.94 9日
ドル/円: 121.73 – .76 +0.86円安 10日