2015年3月27日の東京株式市場は 大幅に続落しました。
終値は前日比185円49銭(0.95%)安の1万9285円63銭でした。
米国株が4日続落したことに加え、
週末要因で損失を限定する売りが加速し、大幅な下落で終わりました。
しかし、長期的な上昇基調は失われていない状況です。
前日の米国市場は4日続落になりました。
NYダウ30種平均は前日比40ドル31セント(0.2%)安の
1万7678ドル23セント、
ナスダック総合指数も4日続落して
前日比13.157ポイント(0.3%)安の4863.362で取引を終えました。
前日の大幅な下落に加えて、新規の取引材料が不足していましたが、
米景気 の先行きに対する不透明感が投資家心理を悪化させ、
売りが広がりました。
日本の市場も新規の材料は少ない中、
米国市場がさえない動きを続ける上に
権利確定日を過ぎてからの反動が加わり、
下げてスタートしました。
317円を超える下げ幅の場面もみられ、
1万9,100円を割り込む場面もありましたが、
下値では買い戻され180円大の下げ幅でひけました。
2つ連続の大幅下落で、投資家の間では懸念が広がっていますが、
テクニカル的に週足で見ると(添付のチャート参照)
下ひげの長いローソクを形成、まだ上昇トレンドが
終わったようなことには至っておりません。
昨日の解説で
「一回調整が入ると、1万9,100円台まで調整する可能性が出てきました。」と
書きましたが、だったの1日で1万9,100円台をタッチしました。
今週もお疲れ様でした。
来週の動向は今夜のニューヨークを参照しながら、
この調整の反転時期を図っていきたいと思います。
楽しい週末を過ごし、また来週お会いしましょう。
■各市場の動き
日経: 19,285.63 -185.49 27日
NYダウ(ドル) : 17,678.23 -40.31 26日
ドル/円: 119.39 – .42 +0.77円安 27日