2015年4月7日の
東京株式市場は反発ました。
終値は前日比242円56銭(1.25%)高の1万9640円54銭でした。
前日の米国株が好調だったことや、
為替市場で進行した円安貴重が好感され、
前日の調整分を打ち消し、力強い上昇になりました。
前日の欧米市場は続伸しました。
NYダウ30種平均は前営業日比117ドル61セント(0.7%)高の
1万7880ドル85セント、
ナスダック総合指数も上昇して
前営業日比30.380ポイント(0.6%)高の4917.317で取引を終えました。
非農業部門の雇用者数の 増加幅が市場予想の半分程度にとどまった
ことを受け、売りが先行しましたが、
低迷な雇用統計を反映し、FRBによる利上げ開始が
年後半以降に先延ばしされとの見方が広がることで、
上昇に転じました。
日本市場は好調な米国市場と円安の進行を受け、
買いが先行して始まり、前場を220円以上あげて終わりました。
後場に入ってからも昨夜のドル建て日経225 CMEの上昇幅を囲んでの
攻防が続きましたが、大きな波乱を含むことなく
上昇して終わりました。
テクニカル的には前日の終値から離れて始まり
そのまま上昇した幅のある陽線を形成。
3/31の陰線高値も越えてくることで、直近高値3/23の
1万9,778円を目指すトレンドに戻りました。
一回高値で抵抗を反映しながらそのまま2万円台を目指して欲しい動きです。
指標上では5日、25日線、基準線、転換線などが
すべて支えになり上放れした珍しい形を作ることで、
まだまだ力強い相場であることを見せつけています。
幅広い銘柄に買いが向かっているので、
高値圏だと溜まっていることではなく、押し目に来たものに関しては
積極的に拾っていきたいですね。
■各市場の動き
日経: 19,640.54 +242.56 7日
NYダウ(ドル): 17,880.85 +117.61 6日
ドル/円: 119.51 – .54 +0.53円安 7日