2015年5月18日日経概況の
東京株式市場は続伸しました。
終値は前週末比157円35銭(0.80%)高の1万9890円27銭でした。
約3週間ぶりの高値水準で2万円台が再び視野に入ってきました。
小幅ではありますが、先週末の米高市場が上昇したこと、
世界的な金利上昇が一服したこと、
好業績が確認された決算結果を反映して幅のある上昇をみせました。
先週末の米国市場は小幅の続伸と反落、まちまちでした。
ダウ工業株30種平均が小幅続伸で、
終値は前日比前日比20ドル32セント(0.1%)高の1万8272ドル56セント、
ナスダック総合指数は反落して
前日比2.503ポイント(0.0%)安の5048.292で取引を終えました。
急速な金利上昇が一服したことで、投資家心理が改善
ダウを引き上げました。
しかし、ナスダックは他の銘柄が頑張る傍、
フェイスブック、アップルなどの値嵩株が反落することで
小幅反落で終わりました。
日本市場は世界的な金利上昇が一服したことで、
投資家たちの心理が改善、買いが広がりました。
本日の日本は上昇要因が揃っていました。
①大型投信設定に伴う下支え期待
②三菱UFJなど自社株買いを発表した大型株に買いが継続
③世界的な金利上昇が一服ことを受け、大手銀行・金融系に買いが入ることが
絡みあい上げ幅を拡大させました。
高値圏でトレンドを切り替えることが続いているので、
投資家心理が改善した今はトレンド転換をする
大型株を中心に物色する戦略が有効でしょう。
テクニカル的には基準線に支えられたあと、
25日線を力強く上に抜けてくる陽線を形成しました。
1ヶ月ぶりにMACDはシグナルをゴールデンクロスする直前で、
強気の相場になりつつあります。
明日も本日の高値を抜けて、継続上昇するかを確認したいですね。
東証1部の売買代金は概算で2兆6326億円、売買高は27億6495万株で
まあまあの商いになっています。
東証1部の値上がり銘柄数は 1299、全体の7割
値下がりは479、変わらずは103でした。
■各市場の動き
日経: 19,890.27 +157.35 +0.80%
NYダウ(ドル): 18,272.56 +20.32 +0.11%
ドル(円): 5/18 14:42 119.71-76 +0.26円安