2015年5月19日の東京株式市場は3日続伸しました。
終値は前日比136円11銭(0.68%)高い2万0026円38銭でした。
お待ちかね4月28日以来、
約3週間ぶりの 2万円台回復です。
欧米株式市場が上昇したことや、
終盤を迎えている決算発表が投資家心理を改善させる
結果であることを反映して、強く上昇しました。
前日の欧米市場は堅調に動きました。
ドイツ株のDAX指数が147ポイント高の11594 ,
ロンドン株が小反発して8.38ポイント高で終了 しました。
新規の買い材料が乏しい米国市場ではありますが上昇して、
ダウ工業株30種平均が3日続伸で、
終値は前週末比26ドル32セント(0.1%)高の1万8298ドル88セント、
ナスダック総合指数は反発して
前日比30.147ポイント(0.6%)高の5078.439で取引を終えました。
材料が乏しい中、
5月の住宅市場指数が市場予想とは反対に悪化、
米景気の回復基調の弱さを披露することが、
緩和的な低金利政策の継続への期待につながり、
相場を引き上げました。
日本市場は欧米市場の上昇を受け、初めから2万円台を意識した
上昇で始まりました。
2万円台のせを確認すると利益確定に押される場面もありましたが、
後場は一貫して2万円台を維持、上昇幅を200円近くまで
広げる場面も見られました。
テクニカル的には4月28日と30日に開けた窓が埋まる陽線、
3日連続で窓を形成しながら上昇した後、
本日は上髭の若干長い陽線になりました。
過熱感が少し気になるところではありますが、
日本を始め,60%を締める外国人投資家が強気になっていることで、
すぐに崩れるとは思いにくい相場です。
明日は1-3月のGDP速報が 控えていますが
米国市場が大きく崩れない限り、下値は堅いのではないでしょうか。
東証1部の売買代金は概算で2兆7137億円、
売買高は25億8423万株で、前日より増加、
東証1部の値上がり銘柄数は1242、
値下がりは514、変わらずは126でした。
見やすく大きいチャートは添付のチャートを参照してください。
http://www.tbladvisory.com/topics/20150519nikkei/
■各市場の動き
日経: 20,026.38 +136.11 +0.68%
NYダウ(ドル): 18,298.88 +26.32 +0.14%
ドル(円): 119.89-02 +0.14円安 +0.12%