2015年5月26日の東京株式市場は8日続伸しました。
終値は前日比23円71銭(0.12%)高の2万0437円48銭でした。
8日続伸は14年8月11~21日(9日続伸)以来、約9カ月ぶりで、
日本株の強さを見せつけるトレンドが継続しています。
同時に2000年4月14日以来、
約15年1カ月ぶりの高値更新を連日で続けています。
米国市場が休場の中、強烈な様子見ムードが広がるなか
かろうじて上昇はしましたが、やや過熱感が漂いながら
商いは少なく、本当の強さというには後一歩足りないくらいです。
前日の米国市場は休場、
大きな材料になるようなこともありませんでした。
日本市場は出揃った決算結果が好調であることを背景に、
まだ先高観が強く残っており、かろうじて上昇する結果になりました。
しかし、低調な商いの中、
昨日の終値を挟んで、持ち合いが続き
前場はわずか2円高で終わるなど方向感のない動きに終始しました。
売りに押される場面もありましたが、
大きく売り込まれる材料は見当たらず、
本日の米国市場を見極めてから
明日から再び方向感のある動きをみせてくれると期待しています。
テクニカル的にはボリンジャーバンドの2σを押し上げる
バンドウォークが本日も継続、
しかし、MACD上でみると本日をもって
MACDとシグナルの乖離においての伸びが止まりました。
今週末は月末と週末が重なっているので、
運用成績を決定するための売りが膨らむことが考えられます。
もっている銘柄に関してはそろそろしっかり利益を確保する
準備をしていいタイミングでしょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆543億円(速報ベース)と
4月14日以来ほぼ1カ月半ぶりの低水準でした。
東証1部の売買高は19億1395万株、
東証1部の値上がり銘柄数は703、
値下がり銘柄数は1024、変わらずは150でした。
■各市場の動き
日経: 20,437.48 +23.71 +0.12%
NYダウ(ドル): 18,232.02 -53.72 -0.29%
ドル(円): 121.83-86 +0.20円安 +0.16%