2015年6月19日の東京株式市場は大幅に反発しました。
終値は前営業日比183円42銭(0.92%)高の2万0174円24銭でした。
5日ぶりの反発です。
前日の米国市場が大きく上げたことと、
円高基調が落ち着いてきたこと、前日まで4日以上さげてきたので、
自立反発が起こるタイミングだったことも加わり大きく上昇しました。
米国市場は大幅な続伸になりました。
ダウ工業株30種平均は続伸しで、
終値は前営業日比180ドル10セント(1.0%)高の1万8115ドル84セント、
ナスダック総合指数も続伸して
前営業日比68.068ポイント(1.3%)高の5132.949で取引を終えました。
FOMCの発表内容が引き続き意識され、
投資家の投資心理が改善することによって買いが広がりました。
日本市場は大幅に上昇した米国市場の流れを引き継ぎ、
買いが先行して始まりました。
為替市場で円高の動きが一服すると上昇幅は大きくなりましたが、
大きな上昇要因は見当たらず、上値は重い感じで取引を終えました。
テクニカル的には昨日の大きなローソクに包み込まれように、
持ち合いに近い陽線を形成、まだ市場が上昇に転じたとは言えません。
形だけで判断するとまだ迷いが残っており、もうちょっと調整があっても
いいような流れになっています。
週足では2 週連続切り下げる調整です。
来週の戦略としてはいきなり飛び込むのではなく、
しっかりトレンド転換することを確認して
押し目を拾う戦略で行きましょう。
ファンダメンタルとしては先高感がまだまだ強いので、
転換する方向についていく素直な姿勢が必要です。
東証1部の売買代金は概算で2兆9610億円、
売買高は24億593万株で相変わらず商いも復活しました。
東証1部の値上がり銘柄数は1368、
値下がりは409、変わらずは109銘柄でした。
今週もお疲れさまでした。
MERSの心配ない日本では、週末に積極的に遊びに行ってください。
週末に遊び以外のことをしてはダメですよ。
私は働きますが。
■各市場の動き
日経: 20,174.24 +183.42 +0.92%
NYダウ(ドル): 18,115.84 +180.10 +1.00%
ドル(円): 123.13-18 +0.28円安 +0.23%
ユーロ(円): 139.59-64 -0.20円高 -0.14%