2015年9月1日の
東京株式市場は反落しました。
終値は前営業日比724円79銭(3.84%)安の1万8165円69銭でした。
海外市場が軒並み株安に進んだことや、
為替市場で円高基調になったこと、上海市場が不安定になったことで、
リスクオフの動きが続きました。
解説した通り、今週はダブルボトムを作る動きが続きそうです。
前日の米国市場は下落になりました。
ダウ工業株30種平均は下落して、
前営業日比114ドル98セント(0.7%)安の1万6528ドル03セント、
ナスダック総合株価指数も下落して、
前営業日比51.817ポイント(1.1%)安の4776.508で取引を終えました。
S&P500種株価指数でも全10種のうち 9種(「エネルギー」のみ上昇)が
下落する全面安の動きになりました。
中国の上海株式相場が反落したことに加え、
欧州株式相場も 軟調だったことが売りを誘いました。
日本市場は欧米市場が全面安になった動きを受け、
売りが先行して127円安くスタートしました。
為替市場で円高基調になったこと、
上海市場が軟調な動きになったことで投資家心理が冷え込み、
売りが売りを誘う形で−724円の1万8,165円で本日の取引を終えました。
テクニカル的には昨日解説した
「今週末まではもう一度底を作りに行って、ダブルボトムを形成してからは
上に戻る可能性が高いでしょう。」通りの動きになっています。
乱高下は予想されていたものなので、
この状況が好ましくない方は相場の観察に回る方が賢明でしょう。
いつもいっているように「やらなくてもいい相場でやらない自由」があるのが
個人投資家の強みです。
東証1部の売買代金は概算で2兆7709億円、
売買高は26億6428万株で、商い自体はまだ衰える気配がありません。
東証1部の値下がり銘柄数は1837と全体の約97%、上海ショック時の99%よりは
少ないですが、全面安であることに間違いはありません。
値上がり銘柄数は47、変わらずは10でした。
■各市場の動き
日経平均(円):18,165.69 -724.79 -3.84%
NYダウ(ドル):16,528.03 -114.98 -0.69%
ドル(円):119.78-82 -1.40円高 -1.16%
ユーロ(円):135.10-14 -0.82円高 -0.60%