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2015年10月09日日経概況

2015年10月09日の東京株式市場は大幅に反発しました。

終値は前営業日比297円50銭(1.64%)高の1万8438円67銭でした。

6日続伸後、1日の休憩を挟んでまた伸ばしてきました。

いい動きです。

外部環境によって揺れ動いた8-9月でしたが、

米国市場と上海など主要な市場が堅調な流れになってくることで

逆にサポートになってくれている相場模様です。

来週からはトレンドの継続が期待される動きですね。

 

前日の米国市場は気持ちよく続伸しました。

ダウ工業株30種平均は5日続伸して、

前営業日比138ドル45セント(0.8%)高の1万7050ドル75セント、

ナスダック総合株価指数も続伸して、

前営業日比19.636ポイント(0.4%)高の4810.788で取引を終えました。

 

明確な戻り基調になっている相場の動きで

投資家心理が改善してリスクオンの姿勢になってきたこと、

FOMCの謎めいた言葉を市場親和的だと解釈する動きも加わり、

一段の上げ幅を拡大してきました。

テクニカル的には久しぶりに75日移動平均線をタッチしてきました。

ここで調整した後、上に転換してくると、市場全体の動きが

上昇モードに変わると判断できます。

 

日本株は米国市場の良好な動きを引き継ぎ、

買いが先行して始まりました。

9時10分頃にピークを迎えてから下落になりましたが、

9時26分頃が本日の安値で、その後は高値を切り上げる展開が続きました。

 

ごごに入ってからは上昇幅を拡大、引けにかけてはさらに引き上げ

本日の高値で引ける強い動きを見せました。

9月9日以来、1カ月ぶりの高値です。

また久しぶりに3兆円近い売買代金を記録するなど

活況に近い商いを見せることで、投資家の資金が徐々に市場に戻ってくることを

確認することができます。

 

テクニカル的には3日間の持ち合いを抜け出しながら、

ボリンジャーバンドの向きも下向きから横ばいに変える陽線を形成しました。

昨日は「陰線でありながら形は昨日のローソクより上昇していますので、

雰囲気はいいと言えます。ここで確認したいのは3日のローソクを安値で切り下げても、

その動きが長く続かず、戻ってくることですね。」解説しました。

安値の切り下げではなく強く抜け出しました。

来週もこの動きが続くことを期待しますが、

まだ明確なトレンドが発生したわけではなく、

いつでも急落できる位置であることを念頭に入れながら

慎重に利益を伸ばしていきましょう。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆9712億円、

売買高は25億4925万株でした。久しぶりの3挑円台接近です。

東証1部の値上がり銘柄数は1618、

値下がりは235、変わらずは46銘柄でした。

 

今週もお疲れ様でした。

秋の色が深まる日本の美しい自然を楽しみ、

元気な姿で再会しましょう。

3連休楽しんでください!

 

■各市場の動き

 

日経平均: 18,141.17     -181.81    -0.99%

NYダウ(ドル):16,912.29    +122.10    +0.73%

ドル(円):119.76-80    -0.25円高               -0.21%

ユーロ(円):135.32-34     +0.51円安    +0.38%

 

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