2016年3月25日の東京株式市場は反発しました。
終値は110円42銭(0.65%)高の1万7002円75銭でした。
上下に切り返すサイクルが早くなっていることから、
市場の動きが活発になってきたことが伺えます。
円高基調の一服と、下値が硬いことが確認されたこと、
米国市場の上昇などが投資家心理を改善させました。
本日も最後までしっかりお読みください。
前営業日の米国市場は反発しました。
ダウ工業株30種平均は反発して、
前営業日比13ドル14セント(0.1%)高の1万7515ドル73セント、
ナスダック総合株価指数は反発して、
前営業日比4.644ポイント(0.1%)高の4773.505ポイントで取引を終えました。
原油先物相場が弱含になったことで、午前中に下落、
下げ幅を103ドルまで演習する場面もありましたが、
ここからは下げ止まり、続落の影響で反発にタイミングにきているとの思惑働き
上昇に転じました。
日本市場は米国市場のわずかならの上昇を受け、
買いが先行してはじまりました。
前日の終値より57円高くスタート、
節目として認識される17,000円を挟んではもみ合う動きが続きました。
しかし、最後はしっかり安値を切り上げる110円上昇で引け、今週の取引を終えました。
テクニカル的には長い下ヒゲ付きの陽線、
三角持ち合いを抜け出すための準備をしていることがわかります。
しかし週足でみると、先週のローソクに包まれる持ち合いの動きになっています。
底値が硬いことは確認されましたが、高値を更新していくには
もうちょっと材料が出て、しっかりした上昇を2-3回ほどは見せてくれる必要があります。
来週からの戦略は、本日の上昇でトレンド転換になった銘柄
多く存在するので、ファンダメンタルズがしっかりしている銘柄を中心に
トレンド転換での買い方に重きをおいて行きます。
東証1部の売買代金は概算で1兆7746億円と低調、
売買高は18億1200万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1018 、
値下がりは794、変わらずは136銘柄でした。
今週もお疲れさまでした。
急激に寒くなりましたので、風邪ひかないように
しっかり対策を講じてから遊びに出かけましょう。
また来週!
■各市場の動き
日経平均:17,002.75 +110.42 +0.65%
NYダウ(ドル):17,515.73 +13.14 +0.07%
ドル(円):112.90-91 +0.05円安 +0.04%
ユーロ(円):126.02-06 +0.08円安 +0.06%