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2016年3月11日日経概況

2016年3月11日の東京株式市場は続伸しました。

終値は前営業日比86円52銭(0.51%)高の1万6938円87銭でした。

大きく下げて始まりましたが、ECBの金融緩和に対する

見方が少しずつ変わり、大きく巻き返しました。

ECBのドラギ総裁はが理事会後の記者会見で

「追加利下げが必要になるとは思わない」と発言したことが

下げの原因でしたが、それ以外の政策が評価され上げに転じました。

来週の想定される動きを含め、

本日も最後までしっかりお読みください。

 

前営業日の米国市場は小幅の反落になりました。

ダウ工業株30種平均は小幅反落して、

前営業日比5ドル23セント(0.0%)安の1万6995ドル13セント、

ナスダック総合株価指数も下落して、

前営業日比12.223ポイント(0.3%)安の4662.156で取引を終えました。

 

ECB理事会とドラギ総裁の記者会見で

乱高下した後、下落で終わった欧州市場の動きを引き継ぎ、

方向感のない展開が続いた後、小幅の下落で終わりました。

 

日本もドラギ総裁の発言を材料にして下げて始まりました。

下げ幅を280円まで拡大させた後は、

ECBの追加緩和(*)が評価される雰囲気が強くなり、

猛烈な勢いで巻き返してきました。

 

欧州中央銀行(ECB)は10日、主要3金利(**)の一斉引き下げや

月額の資産買い入れ枠拡大を含む一連の追加緩和策を発表

** リファイナンス金利(主要政策金利の)を0.05%から0.00%に引き下げ。

限界貸出金利(上限金利の)を0.30%から0.25%に引き下げ、

中銀預金金利(下限金利)を-0.03%から、 -0.04%に引き下げ(おおよそ市場予想通り)。

一方、ドラギ総裁は

「本日の観点、およびわれわれの措置が成長やインフレにもたらす支援を勘案すると、

一段の金利引き下げが必要になるとは思わない」と発言、

市場に冷水をかけることになりました。

 

今週が終わってからみると、1万7,000円を抵抗にして

ずっと上値が抑えられる動きが続きました。

この線はやはり強く意識されているようにみえます。

下を支えている25日線(1万6320円88銭=11日)は

下向きのまま、底値は硬いけど上昇に転じる動きまでには至らずに

終わりました。

 

トレンド転換で買いに入った銘柄が増えてきたことから、

来週は底値の硬い展開が続きながら、上値をぬけて上昇する動きを

試す展開になると予想しています。

ECBという大きなイベントを通過したことから

材料難になることもありますが、底値を保ちながら

個別銘柄の物色が進む難しい相場になることも考えられます。

 

保持しているものは少しの動きには動揺せず、

落ち着いて対応していきましょう。

今週もお疲れ様でした。

春が近づいてくる季節に、健康に週末を過ごして

また来週再会することを楽しみにしております。

 

■各市場の動き

 

日経平均:16,938.87  +86.52 +0.51%

NYダウ(ドル):16,995.13       -5.23    -0.03%

ドル(円):113.85-86     +0.27円安       +0.24%

ユーロ(円):126.67-78 +2.10円安       +1.69%

 

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