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2016年5月27日日経概況

2016年5月27日の東京株式市場は本日も小幅に続伸しました。

終値は62円38銭(0.37%)高の1万6834円84銭でした。

本日閉幕した伊勢志摩サミットの結果を受けて

今後の政策に期待する見方が広がり、買いが先行しましたが、

FRBイエレン議長の講演を控え、様子見ムードが次第に強くなり

小幅な上昇で今週の取引を終えました。

本日も最後までしっかりお読みください。

 

前営業日の米国市場は小幅に反落と続伸の動きになりました。

ダウ工業株30種平均は小幅の反落で、

前営業日比23ドル22セント(0.1%)安の1万7828ドル29セント、

ナスダック総合株価指数は3日続伸して、

前営業日比6.875ポイント(0.1%)高の4901.766で取引を終えました。

 

早朝に一時1バレル50ドル台に乗せるなど、

高値警戒感が出始める原油先物の動きを受けて

買いが先行しましたが、早期利上げに対する警戒感も広がり

上げ幅を縮めながら引けました。

 

日本市場は好調な原油市場の動きや、サミット後の政策期待で

買いが先行、58円高く寄り付きました。

買いが進む場面もありましたが、長くは続かず

27日に米連邦準備理事会のイエレン議長が講演する予定や、

来週末に予定されている米国雇用統計をにらみつつ

上値は抑えられました。

 

週末という要因に加えて、「財政出動」から「財政戦略」に言葉が抽象化され

思ったほど大きな材料にはなりにくかったサミットの結果も

上値を追いづらくしました。

 

テクニカル的には始値から4円あげて終わる十字架に近い

陽線を形成、値動きとしては前日の高値と安値に包まれる持ち合いになりました。

25日線の上を維持しながらボリンジャーバンドが若干上向くことで、

来週への期待感を持たせる動きで今週は引けました。

 

来週はイエレン議長の講演内容と雇用統計の間に挟まれ

引き続き神経質な動きが続くと予想されます。

イエレン議長の講演で6月の利上げを仄めかす内容が入っていれば、

円安につながり、株高になることも想定できますが、

いつもの禅問答みないな発言だと解釈を置いて

神経質な動きを促すことも十分考えられます。

 

今週もお疲れ様でした。

東京は久しぶりの雨、爽やかな空気と風で

「今日くらいはイッパイ、どう?」と誘ってきます。

 

みんなの元気のために、日本経済の活性化のためにも

たまには程よく飲んでストレス発散するのもいかがでしょうか。

元気な姿で再会しましょう。

 

■各市場の動き

 

日経平均:16,834.84    +62.38     +0.37%

NYダウ(ドル):17,828.29   -23.22    -0.13%

ドル(円):109.75-76    -0.27円高     -0.24%

ユーロ(円):122.79-83   -0.10円高    -0.08%

 

 

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