2016年5月31日の東京株式市場は幅のある続伸になりました。
終値は166円96銭(0.98%)高の1万7234円98銭でした。
朝方は前日までの続伸で利益確定の動きが先行して下げましたが、
売りが一巡してからは押し目買いを背景に上昇に転じ、
幅のある上昇を続けました。
以前商いは薄い状況ですが、盛り上がりに欠けるというよりは、
過熱感がないのでいいね、という分析もできるようになりました。
本日も最後までしっかりお読みください。
前営業日の米国市場はメモリアルデイ(Memorial Day)で休場でした。
日本市場は前日まで4日にわたって状況、
朝方は月末要因も考慮して、利益を確保する形で売りが先行して始まりました。
1万7,000円を下回る場面を見せましたが、
9時50分付近では下げ渋り、上昇に転じた後は
午前中にじわじわと上値を追っていきました。
午後に入ってからも大きく下げる場面は見られず、
薄い商いの中でもしっかり上昇していきました。
前日のような高値引けにはなりませんでしたが、
テクニカル的には短いヒゲ付きの大陽線を形成、
1万7,200円台に乗せてきました。
4月28日の大暴落陰線の2/3付近まで戻してきましたが、
5日あげてきたことで明日は利益を確定する動きで新たに参加する投資家が
拮抗して、一方的な動きにはなりにくいのではないでしょうか。
選別して買っていた銘柄には利益が乗ってきているので、
ここから慎重に利益確定の設定を守っていくことですね。
■各市場の動き
日経平均:17,234.98 +166.96 +0.98%
NYダウ(ドル):17,873.22 +44.93 +0.25%
ドル(円): 111.27-28 -0.08円高 -0.07%
ユーロ(円):123.83-87 -0.03円高 -0.02%