2016年6月28日の東京株式市場は続伸しました。
終値は13円93銭(0.09%)高い1万5323円14銭でした。
英国の離脱決定を受けて、世界的に金融市場には
変動性の高い動きが続いています。
日本市場は米国市場の下落を受けて大きく下げましたが、
その後は大きく戻してくるなどの不安定な動きになりました。
本日も最後までしっかりお読みください。
前営業日の米国市場は大きく続落ました。
ダウ工業株30種平均は大きく続落して、
前営業日比260ドル51セント(1.5%)安の1万7140ドル24セント、
ナスダック総合株価指数も大きく続落して、
前営業日比113.536ポイント(2.4%)安の4594.443で取引を終えました。
英国の欧州連合離脱(BREXIT)の混乱が続いており、
市場には不透明性が高まっています。
ダウ工業株30種平均3ヶ月ぶり、
ナスダック総合株価指数は4ヶ月ぶりの安値です。
日本市場同様、金融関係の銘柄に下げが目立ちます。
日本市場は前日の大きな反発があった後、
米国市場の続落を受けて、下落で始まりました。
午前中は300を超える下げ幅の後、50円安値で前場引けました。
後場に入ると政策期待や押し目を買っていく動きで
急速にプラスに転換、100円を超す上昇になるなど、
変動性の高い相場が続き、方向感の掴みにくい動きになりました。
業種別上昇率の上位は建設業、食料品、小売業など
依然ディフェンシブ銘柄が占めており、
割安とみられる業種には買いが向かわず
投資家の心理がまだ改善したとは言えないことを示しています。
当分は難しいことを考えずに、資金が向かうところに
買い銘柄を選定して向かう戦略でいきます。
また短期勝負というスタンスを頭に入れて行動してください。
東証1部の売買代金は概算で2兆3571億円、
売買高は24億9562万株で商いは増えてきました。
東証1部の値上がり銘柄数は1000 、
値下がりは835、変わらずは120銘柄でした。
■各市場の動き
日経平均: 15,323.14 +13.93 +0.09%
NYダウ(ドル):17,140.24 -260.51 -1.49%
ドル(円): 102.11-12 +0.10円安 +0.09%
ユーロ(円): 112.90-94 +0.02円安 +0.01%