2016年7月19日
の東京株式市場は6日続伸しました。
終値は225円46銭(1.37%)高の1万6723円31銭でした。
連休中に起きたトルコのクーデターで影響が懸念されましたが、
影響小で済み、外国株が上昇、
外部環境の改善と円安傾向を受けて戻り待ち売りも物ともせずに
上昇を継続しました。
いくつかの銘柄に商いが偏るのは必ずしも好ましい現象ではありませんが、
日本の産業が見直される可能性を秘めています。
本日も最後までしっかりお読みください。
連休中の米国市場は連日で史上最高値を更新する上昇でした。
ダウ工業株30種平均は7日続伸して、
前営業日比16ドル50セント高の1万8533ドル05セント、
ナスダック総合株価指数は反落・反発して、
前営業日比26.195ポイント高い5055.783で取引を終えました。
ダウ工業株30種平均は5日連続で過去最高値を更新、
主要企業の決算発表が本格化、業績への期待と、
ソフトバンクが英ARM・ホールディングスを買収すると発表したことで、
IT関連株への見直しが入りました。
日本市場は連休明けで外国株の上昇と円安傾向を受けて、
買いが先行して始まりました。
5社合計外資系の注文動向は620万株の買い越し、
7営業日連続の買い越しで受給要因は十分でした。
市場を左右したのは2つの銘柄、
前営業日に引き続き任天堂が活況で、売買代金は前日比47%高の7036億円、
株価も当日だけで14%上昇、東証1部市場の商い23%を一つの銘柄が占めました。
一方、大きく下げを食らったのはソフトバンク、
英ARM買収に伴う財政悪化が懸念され10%以上の下落で
指数を押し下げました。
E-Access買収でも同じことが起きたので、この下落が終わって反転する際は
個人的には大きなチャンスだと捉えています。
6日の続伸で、上昇幅はなんと1,616円、
商いを伴いながら順調に伸びています。
力強さは上値での動きにも表れています。
利益確定と戻り待ちの売りという動きを受け、
上値を押される場面を演出ながらも、本日の高値で引けています。
テクニカル分析です。
下ヒゲ付きの中陽線を形成、ボリンジャーバンドの+2σを飛び出して
上昇トレンドへ突入、一目均衡表でも終値での雲抜け三役好転が成立しています。
25日線が上向き始めているので当分はトレンド継続、調整に入っても
トレンド転換の際には再び買っていく積極性が要求されるタイミングです。
明日からの投資戦略です。
4半期決算の結果を気にしつつ、トレンド転換してきた
銘柄が多いので、同じ銘柄なのでつまらないとは言わずに
積極的にトレンドにのせてついていく戦略でいきます。
業種としては引き続き任天堂を筆頭にゲーム関連、
任天堂関連として分類されるイマジカ・ロボットHD、ハピネット などにも
引き続き注目です。
■各市場の動き
日経平均: 16,723.31 +225.46 +1.37%
NYダウ(ドル):18,533.05 +16.50 +0.08%
ドル(円): 105.99-00 +0.14円安 +0.13%
ユーロ(円): 117.33-37 -0.52円高 -0.44%