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2016年9月2日の日経概況

2016年9月2日の東京株式市場は反落しました。

終値は1円16銭(0.01%)安の1万6925円68銭でした。

為替市場103円台の前・中半で維持して安定した動きになりましたが、

雇用統計の発表に備えて様子見ムードが広がる米国市場の動きを踏襲しました。

方向感の乏しい中、午後は78円安まで進む場面がありましたが、

前日の終値から1円変動という壮絶な持ち合いで今週の取引を終えました。

今夜の主要イベント結果により方向感が決まる来週からの動きは?

本日も最後までしっかりお読みください。

 

前営業日の米国市場は小幅に反発しました。

ダウ工業株30種平均は反発して、

前営業日比18ドル42セント(0.1%)高の1万8419ドル30セント、

ナスダック総合株価指数も反発して

前営業日比13.987ポイント(0.3%)高の5227.206で取引を終えました。

 

消費の好調ぶりが注目されていた米国経済ですが、

ISM(米サプライマネジメント協会)が発表した

8月の米製造業景況指数が49.4と半年ぶりに50を下回り、

製造業の減速懸念で、米国経済の先行きに不透明感を与えました。

この影響でマイナスに沈む場面もありましたが、

基本的には雇用統計に控えての様子見ムードでした。

 

日本市場も様子見ムードであることには変わりなく、

積極的な売買は見られず、前日の終値を挟んでの展開になりました。

午後に入ると78円安まで進む場面がありましたが、

前日の終値から1円変動で今週の取引を終えました。

 

今週は円安が進んだ影響で560円の上昇幅を記録したこともあり、

利益を確定して持ち高を調整しておく動きも指数を引き下げました。

しかし、変動幅からわかるように悲観的になる必要はない結果です。

 

テクニカル分析です。

日経平均の日足は、本日もほぼ同じ形で、

7月、8月に同じ価格付近で作られた2つの天井を意識しながら

3日に渡る持ち合いを形成しています。

ここから反対方向に抜けて下落しだすと、

三尊天井(またはヘッドアンドショルダー)を形成しながら調整の色が濃くなります。

 

先週は円高で悩まされ今週は円安で浮かれた一週間でしたが、

持ち合いになっている現在の動きを抜け出すかどうかは

本日の雇用統計結果に関わっています。

 

市場予想は18万人増加でコンセンサスが形成されていますが、

これを上回り、利上げの可能性が高くなると円安の動きは加速、

株価には後押し要因となります。

 

今週の上昇を、このような円安を織り込む動きとして捉える見方もありますが、

折り込みというには力が足りなく、

持ち合いの中で円安が進むことに対する「素直な反応」というのが適切でしょう。

 

その反対の結果になった場合(市場予想に大きく届かない)は、

今週の上昇分に対する失望で売りが膨らみますが、

次は9月末、日米の金融政策会合を注目する見方で、

一時的な下げになる可能性が高いです。

 

投資戦略は基本的には変更せず、

割安になっている大型株に仕込みを入れることに注力します。

前日と本日の結果をみても大型株が密かに、

しかし明らかに物色されているのが読み取れます。

 

今週はいかがでしたか?

今週の平日は 友人のセミナー参加、

投資アカデミー沖縄校の授業で講義、広報様のビデオ撮影などで

沖縄で過ごしました。

 

日差しの強い海辺ではまだ夏の香りが残り、

滞在先である山頂のホテルでは秋の香りが風にのって部屋に入ってくる

2つの季節を味わうことができた少し豊かな滞在でした。

 

週末は東京で講義しますが、

みなさまには楽しい週末になることを願っております。

元気な姿で再会することを楽しみにしております。

良い週末を!

 

■各市場の動き

 

日経平均(円):16,925.68    -1.16     -0.01%

NYダウ(ドル):18,419.30    +18.42    +0.1%

ドル(円):   103.35-37   -0.21円安    0.00%

ユーロ(円):  115.74-76    +0.49円安  +0.15%

 

 

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