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2016年12月30日の日経概況

2016年12月30日の東京株式市場は大納会、3日続落しました。

終値は30円77銭(0.16%)安の1万9114円37銭でした。

3日続落で締めたものの、年間チャートでみると5年連続の上昇、

バブル期以降の最長記録になりました。

2016年は大きなショックたるものを2回経験する

大変な相場になりましたが、どんな年でも「大変じゃない」相場はありません。

2016年の振り返りと、2017年の展望を含めて

本日まで最後までしっかりお読みください。

 

【米国市場の動向】

前営業日の米国市場は続落しました。

ダウ工業株30種平均は2日続落して、

前営業日比13ドル90セント(0.1%)安の1万9819ドル78セント、

ナスダック総合株価指数も2日続落して 、

前営業日比6.467ポイント(0.1%)安の5432.088で取引を終えました。

 

どちらも大きな動きにはならず、2万ドルを目前にして小さい動きが続き、

3日前までの日経のような流れになっています。

上にも下にも触れる形ですが、一旦は下離れした形で引けています。

 

ダウ工業株30種平均は2019年3月を底にして、

リーマンショックからの回復をスタート

日経を超える8年連続の上昇になることが確実になりました。

 

来年は利上げを消化しながら、緩やかで力強い景気拡大を

続けるとみられ、上昇基調は続くことが予想されます。

 

【日本市場の動向:ファンダメンタル】

日本市場は前日が幅のある下落であったことから、

利益確定を急ぐ売りが先行して始まりました。

前日の終値から大きく離れて寄り付きましたが、

その後は押し目を拾う動きや、来年に向かっての期待から

買いが進み、下げ幅を大幅に縮小させながら-30円で引けました。

 

これで5年連続の上昇、朝方は19,000円を割り込んで

スタートすることで、連続上昇記録がストップする懸念が広がりました。

前日は“投資家が気にする数字は2015年12月30日大納会の

19,033円、この水準を超えて引けるかです。

明日の動きが注目されます。”と解説、

無事に上昇で引けたことで、投資家心理は強気モード維持となりました。

 

大納会ということもあって、参加者は少なく

東証1部の売買代金は2兆円割れの概算で1兆7125億円、

売買高は16億6786万株でした。

東証1部の値下がり銘柄数は768、

値上がりは1071、変わらずは164銘柄でした。

 

【日本市場の動向:テクニカル分析】

日経の日足は上ひげを持つ陽線を形成しました。

安値では-154円の18,991円まで進み、

25日移動平均線が意識される形となりました。

 

テクニカル的には

1.年明けで25日線を支えにして反転した後、上にいくのか、

2.25日線までも割り込んで再び深い調整になるのか、

際どいところに立っていることになります。

 

現在の地合では、東芝ショックが一時的な不安要因になる可能性を示しているので、

1の方向になると予想していますが、

年末の間にまた何かあるかは誰にもわからない。

底値は固いのが確認されたので、

年明けの推移を見ながら、慎重に新しいポジションを立てて行きたいと思います。

 

週足ベースでは7週連続の陽線が終了、上下ヒゲを持つ陰線で引けました。

12/22週が直近の天井になる形で、

調整がしばらく続くなら18,500円前後までの下落は想定する必要があります。

 

月足は2012年11月からの上昇トレンドを継続、

5年連続の上昇になりました。

3-5年スパーンの長期投資をメインにする方にとっては

まだこのトレンドが崩れる気配はないので、

継続保持で問題ないでしょう。

 

【日本市場の総合分析: 今年の振り返りと今後の投資戦略】

2016年の相場、前述した通り、大変な年になりました。

年明けそうそう、6営業日連続の下落、

年明けで6営業日連続の下げは戦後初めての記録となる

強烈なスタートとなりました。

 

その後も下げ続け、2/10には今年最初のボトムを形成、

4/26日までは順調に戻す動きになりました。

再び調整に入った日経のみならず、世界の金融市場を襲ったのは

6月24日、英国のEU離脱決定、大暴落で今年2番目の底を形成、

いわゆるダブルボトムという形を形成しました。

 

その後は順調に上げ相場に転換、9月11日のトランプショックをもこなして

12月現在まで上昇を継続しています。

 

2017年は日本経済を含む、先進国経済において

緩やかな景気拡大が続くと見られ、

市場にも追い風となるでしょう。

 

少し詳しく分析してみましょう。

現在の日本相場に大きな影響を与える要因は

国内の景気を除いては1. 米国を中心として海外株式の動向と

2. ドル円相場の推移です。

 

来年もこの動きに根本的な動きがあるとは考えづらいので、

まず海外の動向を考えてみることにします。

最も影響力の大きい米国の動きは、

1月20日以降トランプ新政権が本格的に始動、

現在の政権期待が続くようなら米国の金利は上昇、

米国金利の上昇は円安方向に働くので、想定できる動きとしては

円安よって日本株へのプラス要因となります。

 

ただし、新政権に対する期待だけでなく、

先が読めない言動を繰り返す彼の特徴を考えると、

一時的な波乱要因を与えることで、深い調整は挟むのが普通の動きとなるでしょう。

 

年末2万円の予想が多かった中で、2万円達成にはなりませんでしが、

2017年に想定される上昇目標は2万2,000を超え、

2万3,000円を伺うレベルです。

 

【年末の挨拶】

2016年、どんな年でしたか?

私にとっては投資家としての深みが増すと同時に、

その視野がさらに多くの国に広がった意味の深い年となりました。

日本国内でも東京を中心とした投資アカデミーが

大阪、沖縄など全国に広がりを見せた拡大の1年でもありました。

 

来年はさらなる飛躍と発展、そして充実した内容を提供するように

最善を尽くすと約束すると同時に、

この1年間、身に余る愛情と声援に支えられたことに感謝の念を申し上げます。

 

年明けの大発会は1月4日、休まずエンジン全開で参ります。

度重なる忘年会や宴会でお疲れのこともあろうと思いますが、

ぐれぐれもご自愛くださいませ。

 

1年間ありがとうございました。

2017年もToday is the Best day of Lifeは続きます。

よしお年を!

 

【各市場の動き】

 

日経平均(円):19,114.37     -30.77     -0.16%

NYダウ(ドル):19,819.78    -13.90      -0.07%

ドル(円): 116.77-78                +0.41円安     +0.35%

ユーロ(円):122.99-03     +1.38円安     +1.13%

 

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